脳卒中リハビリテーション看護認定看護師教育課程

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「教育課程通信」平成28年度 Vol.4を掲載しました。

認定看護師とは

看護師の資格認定制度は、一定の臨床経験を持つ看護師に対して、一定期間の大学院もしくは指定教育機関での研修を修了し、日本看護協会の資格試験に合格した看護師に対して認定する制度です。資格には、専門看護師、認定看護師、認定看護管理者があり、認定看護師は、ことに臨床での専門的な知識や技術を持つ熟練した看護師として育成されています。 認定看護師は、1995 年に初めて救急看護分野での育成が開始され、現在 21 の分野が特定されています。

その制度で規定されている認定看護師の役割は、以下の3つです。

  1. 実践:特定の看護分野において、個人、家族及び集団に対して、熟練した看護技術を用いて水準の高い看護を実践する。
  2. 指導:特定の看護分野において、看護実践を通して看護職 に対し指導を行う。
  3. 相談:特定の看護分野において、看護職に対してコンサルテーションを行う。

脳卒中リハビリテーション看護認定看護師とは

脳卒中リハビリテーション看護は、2008年に18番目の認定分野として特定されました。2016年7月現在、全国で当教育課程を含め7つの教育機関が指定され、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師数は640名であり、全国の医療機関で活躍しています。 脳卒中は1980年代には、日本人の死因の第1位でしたが、現在は第4位となっています。これは脳卒中を発症する人が減少したわけではなく、医療技術が向上したことで、死亡数が減ったことによります。しかし、現状は障害をもって生活している人は増えており、脳卒中における熟練した技術・知識をもち、一人一人のQOLの向上をめざす看護師が求められているところです。

概要

当教育課程は、脳卒中後遺症を抱えた患者数の増加に伴い、高まる社会のニーズに寄与するため、2011 年に開講しました。研修期間は7ヶ月、定員20名です。教育課程カリキュラムは、共通科目、専門基礎科目、専門科目から構成され、その他に演習、実習があり合計660時間に設定されています。これは日本看護協会で基準とされているカリキュラムの内容であり、当教育課程ではセルフケア自立に向けた回復期でのケアに重点をおいた教育を展開しています。 実習は、脳卒中患者の発症から在宅で生活するまでの一連の過程を学ぶことができるよう、急性期実習、回復期実習に分けて行い、急性期実習は脳卒中センターやSCUで、回復期実習は、回復期リハビリテーション病棟、リハビリテーション病院で行っています。 さらに維持期の患者の生活を具体的に知り、急性期・回復期でのケアに活かすため訪問看護ステーションで見学研修も組み入れています。 教育課程修了後は、日本看護協会が実施する認定看護師認定審査の受験資格を得ることができます。
修了後の進路
教育課程を修了した研修生は、脳卒中センターや脳神経外科病棟、回復期リハビリテーション病棟などの様々な現場でチーム医療における脳卒中ケアのリーダー的存在として活躍しています。


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