行事や講義,設備,卒業生についてなど

卒後の就職先(過去数年間の例)

就職希望者は例年100%就職しています。病院だけでなく、自治体療育センターや民間の児童発達支援事業所にも就職先は広がってきています。

成仁会市ヶ尾病院(神奈川)・東京有隣会有隣病院(東京)・日産厚生会玉川病院(東京)・上尾中央総合病院(埼玉)・神戸赤十字病院(兵庫)・武蔵村山病院(東京)・長岡西病院(新潟)・戸田中央総合病院(埼玉)・横浜市リハビリテーション事業団(神奈川)・聖路加国際病院(東京)・新座志木中央病院(埼玉)・所沢ロイヤル病院(埼玉)・牧田総合病院(東京)・富山県リハビリテーション病院(富山)・東神奈川リハビリテーション病院(神奈川)筑波大学附属病院(茨城)・順天堂大学病院(東京)・順天堂大学浦安病院(東京)・杏林大学病院(東京)・京都大学医学部附属病院(京都)・東邦大学医療センター佐倉病院(千葉)・東北大学病院(宮城)・福島県立医科大学会津医療センター(福島)・埼玉医科大学総合医療センター(埼玉)・慈恵医科大学病院(東京)・昭和大学医学部藤が丘リハビリテーション病院(神奈川)・横浜市立大学総合医療センター(神奈川)・療育ポータルスタジオ(埼玉)・千葉県社会福祉協議会やまびこルーム(千葉)・十全療育会横浜医療福祉センター(神奈川)・港区発達支援センター療育ぱお(東京)・信濃医療福祉センター(長野)・川崎市療育センター(神奈川)・橿原市・岩手県・静岡県・練馬区ことばの教室・稲城市ことばの教室 ほか多数

授業紹介

 言語聴覚学科では、専門的な知識や実技を学ぶだけでなく、仲間と議論をしながらコミュニケーションの感受性とあり方についても考えを深めていきます。

聴覚障害実習(補聴器のフィッティング:1年次)

 聴覚障害実習の内容は多岐にわたります。その中に、補聴器の特性測定があります。昨年度、新しい補聴器の特性試験装置が学科に来ました!この機器で、聴覚障害の方が使っている補聴器の状態などを調べて、補聴器を適切な状態に調整します。

言語聴覚障害学演習
(紙芝居実演:1年次)

 紙芝居は単に子どもを喜ばせる手段ではありません.その人の持つ基礎的なコミュニケーション能力や,その人らしさがとてもよく現れるパフォーマンスです.演習でよい練習を積むことによって,自分のコミュニケーションの感受性,人に伝えるためのコミュニケーションのあり方に対する気づきを得ることができると考えています. 

 講師には、当学科教官のほか、世界中に会員を持つ紙芝居文化の会の先生にご指導をお願いしています。
 紙芝居は「芝居」という名のとおり、演劇と共通して「場の共有」「共感とコミュニケーション」を大切にする表現芸術です。
 そして、よい紙芝居が備えている脚本の文学性と絵の芸術性により感受性を高め、人生や社会について考えるきっかけも与えてくれます。
 紙芝居を演じることは、コミュニケーションと言語・話し言葉に関わることを業とする言語聴覚士の臨床と通じるところがあります。演習の意味は、自らが演じることによって作品の面白さを体験するにとどまりません。演じる人の「その人らしさ」が紙芝居を通じて観客に伝わり、「伝わる」「わかる」喜びを共有できる臨床場面の疑似体験としての意味も持っているのです。

聴覚障害Ⅲ
(イヤーモールド作成演習 1年次)

 1年次には,補聴器のパーツであるイヤモールド作成をします.このように,学科ではできるだけ実際に身体を使って体験する講義がいくつかあります.

 互いに他の人に身体に触れ,自分の行いを説明し,同意を得ながらすすめ,患者さんに不快感を与えないような配慮を学ぶことも重要なことです.言語聴覚士は呼吸から顔面や舌の動きにもアプローチしていきますので,人の身体に対する理解も必要です.

行事

5月 春の学院生交流会(学院生主催行事)
   学院他学科の学生や職員と互いに知り合う機会になります。
   前年度からの在校生の代表者を中心に、全学科の学生が集まって決めています。
   年によって内容は異なります。

6月 センター体育祭(当センター主催) 
   職員も学生も、運営や競技に参加して、障害のある方とともに過ごす一日です。
   令和4年度は中止になりましたが、5年度は開催予定です。

10月 センター並木祭(当センター主催)
   センターの文化祭です。各部門の活動の紹介や、出店・販売などもあります。
   令和4年度は飲食店を除き、センターで対面実施されました。

11月 秋の学院生交流会(学院学生主催)
    4月に入学した学生も含めて、学院生どうしが他学科の学生と交流する日です。