令和4年度理療教育第43回入所式

自立支援局 理療教育・就労支援部
理療教育課

 4月13日(水)、ハナミズキの葉が花びらのようにピンクや白に色鮮やかにみられ夏日のような陽気の中、新たに、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師となるための一歩を踏み始める専門課程10名、高等課程1名の計11名が大会議室で入所式に臨みました。

 はじめに新利用者の紹介がありました。学級担任から名前が呼ばれた新利用者は、これからの期待を胸に、力強く返事をし、一礼しました。

 続いて、芳賀局長から式辞がありました。局長から、「入所に至るまでの不安や葛藤に思いを寄せ、これから目指す我が国の伝統医療である、あん摩マッサージ指圧、はり、きゅうの歴史と先人の努力により今日確固たる地位を築いてきたこと」、「これから3年または5年をかけて専門的な知識と施術を学ぶ、国家資格取得までの道のりは厳しいものになるが、昨年、一昨年と受験された先輩方の輝かしい結果は新たな目標となること」などのお話がありました。また、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の就業者数に触れ、「視覚に障害を持った方の割合は減少傾向にあり、就労において晴眼者と同じ土俵で競うことは決して楽ではないが、施術者としての使命をもって活躍する多くの先輩方を見習って、国民の保健医療に貢献してほしい、そのためにも当センターでの生活が実り多いものであってほしい」という願いで結ばれました。 

 その後、幹部職員から歓迎の挨拶があり、入所式は閉式となりました。

 式後、各クラスの学級担任、担当ワーカーの紹介、センター内のオリエンテーションが行われました。

入所式の様子