平成30年度 理療教育第40回卒業式

自立支援局 理療教育・就労支援部
理療教育課

 敷地内の紅梅が満開を迎え、春の暖かさを少しずつ感じ始めた平成31年2月27日、国立障害者リハビリテーションセンター講堂にて、理療教育第40回卒業式が行われました。

 今年度の卒業・修了生は、専門課程13名、高等課程2名の計15名です。

 数日前に国家試験を終えた卒業・修了生は、皆引き締まった表情で講堂入口前に整列していました。

 卒業式は多数のご来賓やご家族、在所生、職員が見守る中、卒業・修了生の入場で始まりました。

 卒業・修了証書授与では、飛松総長から一人ひとりに卒業・修了証書が手渡され、固い握手を交わしました。

 また、総長式辞に続き、厚生労働大臣、埼玉県知事、同窓会である東光会会長から、これまでの努力に対する労いと、これから始まる新しい道への励ましの言葉をいただきました。

 卒業・修了生を送る言葉では、在所生代表からクラブ活動、手技勉強会などで先輩方に学び、おせわになったことへの感謝の言葉が述べられました。

 卒業・修了生の別れの言葉では、卒業・修了生代表からセンター入所までの苦労と入所をきっかけに大きく変わった自分の人生について語られました。卒業・修了生は自分自身の3年間又は5年間のセンター生活を思い返しながら耳を傾けていたことと思います。

 蛍の光斉唱、閉式の辞で締めくくられた後、来場者の拍手に見送られながら卒業・修了生が退場し、卒業式が終了しました。

 卒業・修了生の理療の世界はこの卒業式がスタートとなります。目の前には無限の道が広がっており、卒業・修了生の前にはそれぞれの道があります。各人の道は違っても一人きりではなく、共に学んだ仲間がいることを礎に、これからの道を歩んでいただきたいと願っています。

平成30年度理療教育第40回卒業式