2017体育祭
 国立障害者リハビリテーションセンターでは、毎年6月初旬に体育祭を行っています。
利用者にとっては、日頃の訓練成果を見せられる一日です。今年は6月9日(金)に開催しました。当日は天気に恵まれ、利用者の他にセンター職員や学院生が参加し、総勢500 名以上が陸上競技場に集まりました。
 利用者の代表の元気な声で開会宣言をすると体育祭が始まります。入場行進、総長の挨拶、優勝旗返還などの後に、そのまま最初の競技へ。
 1つめの競技は毎年恒例の大玉おくりです。この競技は全員参加であり、参加者が大玉に触れることがルールです。競技がはじまると一気に大玉が転がり、勢いをつけた大玉はすごいスピードでゴールを目指します。
 午前中は10人11脚リレー、車いすでのスラローム、風船割り競争、パン食い競争と個人競技が続き、利用者のまぶしい笑顔や悔しい顔がちらほら見られます。
 午前中最後の競技は、今年初めて実施されたピラミッドじゃんけんです。この競技は初めて聞く方も多いのではないでしょうか。簡単に説明すると紅白で攻守に分かれ、じゃんけんをしながら、陣地取りをしていく競技です。守備側がピラミッド状になるため、この競技名になっています。じゃんけんに勝つたびに敵陣奥へと進み、負けてしまうとスタートラインに戻り、もう一度はじめからやり直します。1ラウンド3分で2回戦行い、参加するのは頸髄損傷の利用者が中心です。
 この競技を行っていた時間帯がこの日一番暑く、霧吹きで水を浴びたりうちわで仰いでもらいながら、暑さに負けず、競技に参加していました。
 午前中は紅組がリードして終了し、昼食休憩を挟んで、午後の競技となります。午後は綱引き、玉入れ、リレーと体育祭らしい競技が続きます。午後の競技は午前中とは打って変わり、団体競技に強い白組がジリジリと追い上げてきます。
 体育祭のメインイベントのリレーは3種類あり、学院生対抗、職員の部署別対抗、利用者対抗リレーとなります。特に利用者対抗リレーは毎年大トリとなっており、今年は紅白ともに速い選手を取りそろえていたため、最後まで目が離せませんでした。最後は紅組がワンツーフィニッシュとなり、閉会式の結果発表を参加者全員で待ちます。
 もちろん最後には勝敗はつくのですが、体育祭はみんなでドキドキしながら優勝発表を待っている時や、終わった後に思い出として話がはずむことが魅力だと思います。
ちなみに今年は団体競技で得点を重ねた白組がわずかな差で優勝となりました。おつかれさまでした。