フッター:
ページの先頭 本文へジャンプ

サイトマップ  English 
現在の位置
トップページ国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局サービスの内容就労移行支援(養成施設) >平成25年度研究・研修会の開催状況
ナビゲーションおわり

平成25年度の研究・研修会の開催状況


平成25年度 卒後特別研修会並びに教官(教科教育)研修会実施報告

 当理療教育課では、かねてより卒業・修了生に対して卒後のフォロウアップの一環として卒後研修会、ヘルスキーパー研修会、特養勤務者研修会、臨床研修講座などの様々な研修会を開催しています。今年は、昨年度末で閉鎖となりました塩原視力障害センターの卒業・修了生の方々も参加していただき、例年にも増して活気あふれる研修会となりました。
 また、現役の教官に対しても、専門職としての資質の向上と自立支援局所属の各センター間の情報交換を主たる目的として、年間4〜5回の研修会を実施しています。
 今般、自立支援局主催、理療教育課企画、立案により、年度内最後となる二つの大きな研修会を同時進行で実施いたしましたので、ここに報告します。


1 期 日
①卒後特別研修会:平成26年3月10日(月)〜14日(金)
②教科教育研修会:平成26年3月10日(月)〜12日(水)

2 場 所
①卒後特別研修会:本館・大会議室(合同開講式) 訓練棟・臨床実習室
②教科教育研修会:本館・大会議室(合同開講式) 訓練棟・普通教室、視聴覚教室

3 メインテーマ
①卒後特別研修会:「腰痛に対する理療施術」
②教科教育研修会:「基礎知識を定着させるための指導技術」
〜専門基礎科目の重要性〜

4 参加者数
①卒後特別研修会:5日間で、卒業・修了生のべ50名
②教科教育研修会:函館・神戸・福岡視力障害センター教務課教官6名
国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局理療教育・就労支援部
理療教育課教官25名

5 主な内容
①卒後特別研修会
(ア)基調講演:演題 「腰痛に対する現代医学的アプローチ」
  講師 東京大学医学部附属病院リハビリテーション部鍼灸部門主任
  粕谷 大智 氏
(イ)講義及び実技指導Ⅰ:「トリガーポイントを活用した鍼施術(頚肩腕)」
  講師 トリガーポイント臨床研究会代表 森田 義之 氏
  森田鍼灸院院長)
  モグケン鍼灸院院長 中川 健 氏
(ウ)講義及び実技指導Ⅱ:「トリガーポイントを活用した鍼施術(腰膝)」
  講師 みね鍼灸院院長 峰 真人 氏
  新越谷整骨院勤務 杉山 直也 氏
(エ)講義及び実技指導Ⅲ:「腰痛に対するマッサージ施術」
  講師 関根スポーツマッサージ治療院院長 関根 陽一 氏
  関根スポーツマッサージ治療院分院院長 柏崎 陽有 氏
  関根スポーツマッサージ治療院主任 仲野 学 氏
  関根スポーツマッサージ治療院勤務 近藤 みづき 氏
(オ)講義及び実技指導Ⅳ:「腰痛に対するマッサージ施術」
  講師 関根スポーツマッサージ治療院院長 関根 陽一 氏
  関根スポーツマッサージ治療院分院主任 山田 裕太 氏
  関根スポーツマッサージ治療院主任 柳澤 康雄 氏
  関根スポーツマッサージ治療院勤務 森田 千晶 氏

②教科教育研修会
(ア)基調講演:演題 「腰痛に対する現代医学的アプローチ」
  (卒後特別研修会と合同)
  講師 東京大学医学部附属病院リハビリテーション部鍼灸部門主任
  粕谷 大智 氏
(イ)専門基礎科目分科会:解剖学、生理学、病理学、衛生学・公衆衛生学における
「現在の指導方法」、「教科指導要領」、「基礎知識を定着させるための指導法とは」の
三つのテーマについて検討
(ウ)専門基礎科目全体会:上記、分科会を受けての全体討議
(エ)特別講演Ⅰ:演題 「手作り模型を利用した解剖生理学の指導法」
  〜循環器系を中心に〜
  講師 健康科学大学 教授 志村 まゆら 氏
(オ)特別講演Ⅱ:演題 「鍼灸領域の感染制御」
  講師 有明医療大学 助教 菅原 正秋 氏

以上です
写真1:粕谷 大智先生が「腰痛に対する現代医学的アプローチ」について講演している様子

写真1 粕谷 大智先生による基調講演


写真2:森田 義之先生が肩甲下筋への刺鍼について受講者の手を取って説明している様子

写真2 森田 義之先生による講義及び実技指導Ⅰ(卒後特別研修会)


写真3:菅原 正秋先生が「鍼灸領域の感染制御」について講演している様子

写真3 菅原 正秋先生による特別講演Ⅱ(教科教育研修会)






平成25年度 第3回臨床研修講座実施報告

日 時:平成25年11月17日(日)13時〜17時
講 師:佐々木 重雄先生(浪越指圧浅草橋センター院長)
テーマ:「腰下肢痛に対する指圧療法」

 臨床研修講座は、当センターを卒業・修了してから5年以内の方々を対象者とし、卒後職場定着支援の一環として、理療技術について、より一層の向上を図ることを目的に行っています。第3回目は17名が受講されました。
 今回の講師は、臨床歴40年以上の実績を持ち、経験豊富な佐々木重雄先生をお迎えし、講演ならびに実技指導を行っていただきました。
 本講座では指圧の専門家が一人一人の手を取って、治療ポイントの選定、圧の方向や加減、姿勢についてご指導していただきました。受講生からは、「他の疾患に対する治療も学びたい」、「シリーズで実施して欲しい」などの要望も出されるほど、有意義な卒後研修の場となりました。

写真1:佐々木先生の実技指導の様子

佐々木先生の実技指導の様子


写真2:参加者からの質問に丁寧に答える佐々木先生

参加者からの質問に丁寧に答える佐々木先生






平成25年度 第3回 特別養護老人ホーム勤務者卒後研修会実施報告

日 時:平成25年10月13日(日)13時〜17時
講 師:柳澤 春樹 氏(元当センター理療教育課主任教官)
テーマ:「IDストレッチングの理論と実際」

 過日、当センター臨床実習室において、平成25年度第3回特別養護老人ホーム勤務者卒後研修会が開催されました。研修会対象者は当センター理療教育を卒業・修了し、特別養護老人ホームに機能訓練指導員として勤務する者であり、当日は11名の方が参加されました。
 IDストレッチングとは、整形外科的な疾患がある方を対象とし、痛みがあってストレッチングが出来ない人でも、痛みを抑えながらストレッチングをすることで疾患を改善させる方法です。参加者の職種の特性を考えた時に、このIDストレッチングは最も利活用できる1つの方法であり、実際、参加者の研修会における積極的な姿勢からも、それを窺えました。
 本研修会は、進路別卒業研修会の1つでもあることから、今後も卒業生・修了生の現状を踏まえたニーズに応えることができるような研修会を企画していきます。

写真1:柳澤講師が講演している様子

柳澤講師が講演している様子






平成25年度 第2回臨床研修講座実施報告

日 時:平成25年10月6日(日) 13時〜17時
講 師:橋本 厳 先生 (東京医療福祉専門学校 教員養成科 学科長)
テーマ:「経絡治療」

 過日、当センター臨床実習室にて第2回臨床研修講座を実施しました。当研修講座の対象者は、当センター理療教育を卒業・修了してから5年以内の方であり、今回は10名の方が参加されました。
 今回のテーマを決めるにあたり、卒業生の方から経絡治療に対して十分に理解せずに卒業してしまい、少しでも経絡治療について理解を深めたいとご意見をいただきましたので、テーマを「経絡治療」とさせていただきました。
 講演は、経絡治療に基礎講義から始まり、脈診や腹診などの身体観察の実技指導、そして刺鍼ならびに治療方法の指導を行って頂きました。橋本先生は参加者の今まで学んできた経絡治療の理解を確認しながら、一人一人の手を取り、参加者が自身の身体の状況を実感し、他の参加者との違いを実感できるように何度も指導して頂いている姿が印象的でした。
 講演前の打合せの段階から、「鍼灸治療の醍醐味である、経絡治療について少しでも興味を持って、理解して欲しい」と話しておられました。その思いが先述した指導に繋がったものであると推察できます。また、「もう少し詳しく経絡治療を勉強してみたい」との声が参加者から寄せられたことに繋がったものだと思われます。
 また、橋本先生の刺鍼指導で、3ミリ程度の浅刺の鍼から受ける刺激が、被検者には十分な刺激感があり、心地よいと実感していたことが印象に残っています。
 被験者の身体情報を慎重に観察することの重要性を再確認させていただき、心地よい刺激で身体に変化を与える有意義な方法を経験できた研修会になりました。

写真1:

橋本先生が実技指導を行っている様子







平成25年度 卒後研修会・東光会学術大会実施報告

日 時:平成25年10月5日(土)10:30〜17:00
テーマ及び講師
(1)「肩肘のスポーツ障害に対する鍼マッサージ」
  佐藤 圭司 氏 (M2トレーナーさとう治療院 院長)
(2)「腰膝のスポーツ障害に対する鍼マッサージ」
  田中 博明 氏 (スポーツ鍼灸スポーツマッサージ治療院 院長)

 過日、当センター本館大会議室、実技室において、平成25年度卒後研修会・東光会学術大会が開催されました。今年度は国立塩原視力障害センターの閉所に伴い、同センター卒業の9名を含む卒業生47名、利用者23名の70名という多数の参加がありました。国立塩原視力障害センター卒業の参加者への対応として、学院宿舎の利用、航空公園駅から会場までの送迎を行い、当日は2名の職員を増員して安全を確保するなど、安心して研修が受けられるように配慮しました。 午前の講演では二人の講師の方々が西武ライオンズのトレーナーとして活躍されていた経験に基づく実践的な内容を提供し、施術に関して活発な質疑応答がみられました。午後の実技では、治療院のスタッフが加わり、参加者全員が先生方の施術と指導が受けられるような配慮とともに、先生方のご好意により、4会場に分かれた参加者が移動することなく2回の実技を受けることができました。
 参加者の中にはスポーツマッサージに初めてふれる者もあり、熱心で真剣な態度に先生方も驚いていました。また、国立塩原視力障害センター卒業の参加者からは「雨の中、時間をかけて参加した甲斐があった」との声も聞かれ実のある研修会が実施できました。

写真1:

 


写真2:

 

写真3:

 






第2回 ヘルスキーパー従事者卒後研修会実施報告

日時 平成25年9月22日(日) 13時30分〜16時30分
講師 眞鍋芳明先生(国際武道大学体育学部体育学科准教授)
テーマ 「肩こり・腰痛予防のためのストレッチング2」

 過日、当センター臨床実習室において、平成25年度第2回ヘルスキーパー従事者卒後研修会が開催されました。研修対象者は当センター理療教育を卒業・修了し、ヘルスキーパーとして勤務する方々で、当日は19名の参加がありました。
 前回に引き続き、眞鍋芳明先生を講師に迎え、日常の臨床現場で遭遇しやすい肩こりや腰痛に対するストレッチの講演と実技指導が行われました。講義では、前回のセルフストレッチの復習とアスリートに対するストレッチの考え方やマッサージの効果について、わかりやすく説明いただき、後半はペアを組んで下肢から体幹までのストレッチの実技指導をしていただきました。講演終了後、ストレッチを体験した参加者からは「自身の肩こり、腰痛が軽減され、その効果を実感できた」、「スキルアップできた、今後の臨床に活用したい」などの声が聞かれ、大変意義のある研修会となりました。

写真1:眞鍋先生の講演を熱心に聴く参加者

眞鍋先生の講演を熱心に聴く参加者

写真2:実技指導の様子

実技指導の様子






平成25年度 自立支援局教官研修会(実践教育研修会) 実施報告

 本研修会は、理療教育に関する専門的な知識・技能を習得するとともに、授業公開、研究授業等、実践的な研修を通じて教官の資質の向上を図り、さらに理療教育に携わる外部の方々に公開することによって、教育実践に関する第三者評価として指導、助言を受けることを目的として行われるものです。
 対象者は、自立支援局各視力障害センター所属の教官と外部からの全国の特別支援学校、専門学校、大学等において理療教育に携わる職員で、参加者数は第1日目が36名、第2日目が35名でした。
 今年度は、「教育実践現場においての指導力向上を目指して」をメインテーマとして位置づけ、自立支援局所属の教官と外部からの参加者が交流をもちつつ、授業公開、研究授業、研究協議、特別講演等に積極的に参加していました。
 とりわけ、第2日目には、近年多くの教育現場でクローズアップされている「発達障害者支援」に焦点を当てた特別講演を行い、当センターのケースワーカーなども参加し熱心に耳を傾けている参加者の姿が印象的でした。

具体的な実施内容は、下記のとおりです。

日 時

平成25年8月22日(木) 13:00〜17:15

8月23日(金)  9:30〜15:30

場 所

国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局

基礎医学教室、視聴覚教室

主な内容

第1日目

授業公開Ⅰ:当センターにおける視覚障害教育の一コマ PARTⅠ(解剖学)
講 師:当センター 主任教官 滝 修
授業公開Ⅱ:当センターにおける視覚障害教育の一コマ PARTⅡ(生理学)
講 師:当センター 教官 森 一也
研究授業:晴眼校で行われている教育実践の一コマ(解剖学)
講 師:中野健康医療専門学校 専任講師 木下 立彦 先生
研究協議:視覚障害教育からみえるもの、また、晴眼者教育から見えるもの

第2日目

特別講演Ⅰ:発達障害の理解
講 師:当センター企画・情報部発達障害センター長
 病院 臨床研究開発部長 深津 玲子 先生
報告会:各校における、成績低迷者への指導の取組
特別講演Ⅱ:発達障害者支援について
 〜発達障害情報・支援センターサイトを利用して〜
講 師:東京都立小児総合医療センター
 顧問 市川 宏伸 先生


研修会の様子

研修会の様子






「障害者の学習支援としてのICTの活用法」開催報告

理療教育課 研修担当 高橋忠庸

 理療教育課では、教官の知識・技術の向上を目的に年3回の課内教官研修会を行っています。
 最近、障害者を取り巻く情報化社会の進歩は目覚ましく、理療教育課の利用者への学習支援を行うに当たっても、ICT活用の必要性はごく普通のテーマになってきているのを実感します。
 そこで、今年度の第一回目は、現在のICTの潮流を全体的に把握することを目的として、東京大学先端科学技術研究センター教授中邑賢龍先生をお招きし、「障害者の学習支援としてのICTの活用法」というタイトルで御講演をいただくことと致しました。
 中邑先生の御高名は広く知られていますので、開催に当たっては、センター全体に研修会実施の案内を致し、関心を寄せる職員と一緒に学びの時間を過ごしたいと願いました。
 5月27日の研修会当日、当センター本館4階の大会議室は80名の参加者で一杯になり、中邑先生の熱のこもったお話に耳を傾けました。
 中邑先生は、何でも「頑張れ」ではなく、ツールをどう利用しているのかという点に着目しようとされています。ATACカンファレンスや、e-AT利用促進協会の活動はご存じの方も多いのではないでしょうか。最近では、「あるテク」と称して、たとえば、難しい言葉遣いで早口で話されると理解しにくいため、人前での話が苦手な知的障害の方が、電子メールでは自身の思いをしっかりと伝えられる方の事例を取り上げながら、既存のICT機器等を活用すれば、相当の学習や仕事が可能であると考え、その考え方の普及活動を行われています。すでに携帯電話やPCを使いこなしている私達は、先生曰く「ハイブリディアン」であり、個人の能力を増強しているとのこと。同様に、生活の自立度を上げる訓練や機器を成長の早い段階で使い分ける力を付けることこそが、障害を持つ人々をハイブリディアンにしていく手立てであると説かれました。身の回りにあるテクノロジー(アルテク)を上手に組み合わせながら学習や生活をしていく― その具体的な提案が、「魔法のふでばこプロジェクト」、「魔法のじゅうたんプロジェクト」など、子ども達の指導に当たる教員や親、企業と連携した取組みであり、平成19年4月に始まった特別支援教育に機を同じくして始められた、「DO-IT Japan:Diversity, Opportunities, Internetworking, and Technology」と存じます。DO-IT Japanは障害のある高校生の大学進学を支援するプログラムが開始時の取組みですが、今では小中学生に対象範囲を拡げているそうです。
 中邑先生のお話は、リハの専門家である私たちを揺さぶり続けました。
 現在の社会情勢をみると、ある面ICT社会の加速による産業構造の変化によって、「障害のある人が優位に立てる時代」を予見させるエピソードも見られる一方で、うつ病や自殺、生活保護を受ける方々の増加、発達障害の顕現化など、「誰もが困難さを有する時代」に入っており、生きにくい時代であると説かれています。新たに生まれるかも知れない障害へのアプローチに、治療や教育、環境調整、テクノロジーによる能力補償を連動させる考え方を先生はお持ちです。三つのうちのどれかに偏るのではなく、バランスをとっていくアプローチが実践的であると理解しました。
 「なぜ計算機を試験に持ち込んではいけないのだろう」「入試にワープロを持ち込んではいけないのだろうか」そろそろ支援の合理性を考える時代に入っているのではないかと先生は続けます。
 そして、就労という部分では、雇用の研究を行うには実際に雇わなくてはと、中邑ラボでは障害を持つ方のほか、いわゆる「空気を読めない」と言われる方、「オタク」と呼ばれる方を採用して研究活動を行っていただいているそうです。バランスの悪い人たち。その多様性の中から産み出されるイノベーションが、社会の変革をもたらす原動力になる。中邑先生の語り口は冗談めいていましたが、眼は笑っていないと私には感じられました。さらに、「モノは不完全である」という前提で、モノの欠けている部分を人が補えば完成するデザイン「凹デザイン」というコンセプトで、人づくり、ものづくり、組織づくりを手掛けるプロジェクトを始められていて、ひとりの人がなんでもこなすのではなく、「誰もがそこそこ働ける社会」を目指すという、これまでなかった発想で、障害者の雇用問題にも取り組まれているのを知りました。

 「研究にリアリティを持たなくてはいけない」
―中邑先生の研究に対する態度がにじみ出ていることばでした。

中邑先生がセンターの大会議室で職員を前に講演している様子

講演の様子

中邑先生の講演を熱心に聴く参加者

中邑先生の講演を熱心に聴く参加者






平成25年度 第1回 臨床研修講座実施報告

日時: 平成25年6月30日(日) 13時〜17時
講師: 亀野 真吾 先生(亀野鍼灸接骨院 院長)
テーマ:「プラスαの治療をしてみませんか?」
〜上半身へのテーピング療法の基礎から実践まで〜

 過日、当センター臨床実習室にて第1回臨床研修講座を実施しました。当研修講座の対象者は、当センター理療教育を卒業・修了してから5年以内の方であり、当日は21名の方が参加されました。
 講演は、体表観察から始まり、テーピングの基礎講義、そしてより実践に即した実技指導を行って頂きました。亀野先生は参加者の視力の状況を考えながら、一人一人の手を取り、参加者が一人でテーピングを活用できるレベルに到達するまで何度も指導して頂いている姿が印象的でした。講演前の打合せの段階から亀野先生は「視覚に障害をお持ちの先生方に対して、分かりやすい講演を行うこと」をご自身のテーマとして本研修会に臨んでおられました。その思いが先述した指導に繋がったものであると推察できます。また、「明日からの臨床で是非活用したい」との声が参加者から多く寄せられた結果に繋がったものだと思われます。亀野先生は最後に治療家として一番大切なことは「患者さんに対して謙虚な気持ちを持つことである」と強く訴えておられました。治療家としての技術を向上させることのみならず、治療家の本質に迫る有意義な研修会になりました。

亀野先生が実技指導を行っている様子

実技指導の様子






平成25年度 第1回 ヘルスキーパー従事者卒後研修会実施報告

日時: 平成25年6月23日(日) 13時20分〜16時30分
講師: 眞鍋芳明先生(国際武道大学体育学部体育学科准教授)
テーマ:「肩こり・腰痛予防のためのストレッチング」

 過日、当センター視聴覚教室及び第6実技室において、平成25年度第1回ヘルスキーパー従事者卒後研修会が開催されました。研修対象者は当センター理療教育を卒業・修了し、ヘルスキーパーとして勤務する者等で、当日は20名の参加がありました。
 今回は、国際武道大学体育学部体育学科准教授の眞鍋芳明先生を講師に迎え、日常の臨床現場で遭遇しやすい肩こりや腰痛に対するストレッチの講演と実技指導が行われました。講義では肩こりや腰痛の発症機序からストレッチの基本的な動作まで、分かりやすく説明いただき、後半はセルフストレッチを中心に坐位・臥位の実技指導をしていただきました。講演終了後、ストレッチを体験した参加者からは「自身の肩こり、腰痛が軽減され、その効果を実感できた」、「スキルアップできた、今後の臨床に活用したい」などの声が聞かれ、大変意義のある研修会となりました。

実技室にて眞鍋先生が参加者に向かって講演をしている様子

眞鍋先生の講演を熱心に聴く参加者

実技指導を受けている様子

実技指導の様子






平成25年度 第1回 特別養護老人ホーム勤務者卒後研修会実施報告

日時: 平成25年4月14日(日)13時〜17時
講師: 関矢 力氏(関矢接骨治療院院長)
テーマ:「高齢者がリラックスできる施術について」

 過日、当センターの視聴覚教室及び第6実技室において、平成25年度第1回特別養護老人ホーム勤務者卒後研修会が開催されました。研修会対象者は当センター理療教育を卒業・修了し、特別養護老人ホームに機能訓練指導員として勤務する者等であり、当日は14名の参加がありました。
 今回のテーマは「高齢者がリラックスできる施術について」ということで、参加者が勤務先で携わる高齢者の方に対しての手技による実技指導が行われました。
 対象者である高齢者において、骨折の注意が必要な場所である脊柱や肋骨付近の圧の入れ方、ベッドからの転倒しない為の安定した姿勢の取り方や、また喜ばれる施術部位といったポイントに重点をおいて指導されました。参加者は先生の施術を積極的に体験したり、お互い組みになって施術を確認し合ったりと熱心に取り組み、勤務先においてすぐに実践できる内容を指導していただいたとの声が多く聞かれ、大変有意義な研修会になりました。

写真中央のベットを囲んで参加者が指導を受けている様子、ベッド右側で施術
するのが関矢講師。

写真中央のベットを囲んで参加者が指導を受けている様子。
ベッド右側で施術するのが関矢講師。





ページの先頭に戻る(z) ページ先頭へ   トップページに戻る(o) ↑
フッター:
問い合わせ先(c) 国立障害者リハビリテーションセンター,all rights reserved.
〔所在地〕 〒359-8555 埼玉県所沢市並木4丁目1番地 〔電話〕 04-2995-3100(代) 〔FAX〕 04-2995-3102(代)
ページおわり: ページの先頭に戻る