ふくしきき かいはつぶ では,ひと,せいかつ,もの,を きーわーどに,しょうがいしゃや,こうれいしゃの じりつと,しゃかいさんかの そくしん,きゅーおーえる こうじょうに きよする ふくしききの かいはつに とりくんでいます. けんきゅうテーマは,せんたんふくしきき開発,しけんひょうかと きかく,りんしょうひょうかと てきごう,せいしん にんちきのうしえん,の おおきく4つの はしらでこうせいされています. 先端福祉機器開発では,作業療法におけるすりーDプリンタのりんしょう応用支援,超ユニバーサルか福祉機器の実現,三次元距離センサーをもちいたジェスチャーにんしき,など,あたらしい技術を積極的に福祉機器に導入する開発研究をすすめています. 試験評価と規格に関する研究では,ぎし装具を対象に,機械的強度試験やその規格化に関する研究を進めています. 具体的には,ここのユーザーに合わせて作られる要素が大きく,試験方法が十分に整備されていない,たんかし装具の破損データ収集や,スリーD技術を用いた,新しいぎし装具の評価手法に関する研究に取り組んでいます. 臨床評価と適合に関する研究では,科学的な臨床評価の推進に向けた研究に取り組んでいます. これまでに,臨床評価・利用効果データベースを開発して公開しました. また,福祉機器の倫理審査について,国内の倫理審査委員会を対象にアンケート調査をおこなって現状を明らかにし,参考資料を取りまとめて公開しました. 精神,認知機能支援分野では,認知機能状態に応じた,情報支援などの改良を進めています. これまでに,薬の飲み忘れ,生活リズムの安定化などに効果があることを確かめました. これをもとに,伊豆市にて,コミュニティー主導で利活用モデルを考案し,住民主導型の実証実験によって,本人の社会生活への有用性を確認しました.