小学校通常学級では、教科の学習が本格化し、5・6時間目の授業が開始される3~4年生で学習の遅れが顕著にでてくる場合があり、これが学習や授業参加の拒否へとつながる要因となることもあります。
また、幼児期から小学校低学年にかけて「友人とかかわりたい」という積極的な行動が増加し、それに伴って対人関係のトラブルが増加していく場合があります。自分と他者の欲求のちがいや、文脈の読み違いなどに対して絵やマンガや文章などを使って視覚的に説明するとともに、気分の落ち着け方や自己をコントロールする方法について学ぶ機会をもつことが大切です。
高学年では自分と周囲の子どもとのちがいに気づいたり、悩んだりする時期でもあります。失敗経験の多さから自己肯定感が低下し自虐的になったり、逆に失敗を他者のせいにして攻撃的な傾向を強めたりしてしまうこともあります。