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こんなとき、どうする?
心配なことがあるとき、どうすればよいのかについて、具体的な例をQ&A形式でご紹介します。
乳幼児期
Q3.理由もなく怒り出すCくん
Cくんは、2歳半の男の子です。同年代の子と比べるとことばが遅いようで、二語文はまだ出ません。しょっちゅう、わけもなくかんしゃくを起こし、しかもなかなかおさまらないので外出もできず、困っています。あまりにも聞きわけが悪いので、お母さんはときにはCくんをぶってしまいたくなります。どのように対応したらいいでしょうか。
今日からできること
ことばがまだ十分に話せない、あるいはいわれたことばの理解が十分でない子どもは、自分の要求や思いが聞き入れてもらえなかったと感じると、とたんにかんしゃくを起こすことがあります。まずは、どんな状況のときに子どもがかんしゃくを起こすのか、注意深くみてみましょう。そして、かんしゃくを起こす理由を理解するための手がかりを見つけてあげましょう。
かんしゃくをおこすきっかけでよくあるものは、「だめ!」といわれることとか、「○○をしなさい」といわれることです。そういったきっかけを減らしたり、避けたりする方法を考えてみましょう。たとえば、次のような方法が考えられます。
子どもが触っていけないものはあらかじめ手の届かないところに置く
「いいわよ」と言える場合にはなるべくそうする
「だめ」と言う代わりにほかの選択肢を呈示したり、別のものに注意を向けるようにさせる
また、子どもがかんしゃくをおこさずに落ち着いていられたら、何かごほうびがもらえるようなシステムもつくってみましょう。そして子どもの悪い点だけでなく、よい点を見つける努力をすることです。少しでも見つけたらすかさずほめることが大切です。物事には終わりがあること、ひとつが終われば次の予定に移るのだ、ということを、子どもにわかる形で、前もって伝えてあげることも有効でしょう。たとえば、次のような方法が考えられます。
これからの予定を示す
例)「ブランコを10回こいだら、公園での遊びをおしまいにして家に帰ります」
「これから○○店で買い物をして、家に帰ります。ごはんは家に帰ってから食べます」
前もって写真や絵を見せながら説明する。
ことばがまだ十分に理解できない頃は、状況の見通しがもてずに、不安が高まってかんしゃくを起こしやすいのです。子どもにわかるような方法で説明してあげることで、落ち着くようになるでしょう。
以下の資料もあわせてご覧ください。
ペアレンティング:環境づくりのコツ
(PDF:127KB)
ペアレンティング:声かけのコツ
(PDF:176KB)
ペアレンティング:子どもの意欲を育むコツ
(PDF:106KB)
発達障害教育推進センター研修講義「幼児期の発達障害」
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