成人期での本人の困り感や生きづらさは、まわりの人には理解しにくく、こじらせてしまうことが多いように思います。そのため、ひきこもりや身体症状になって初めて気づかれる場合もあります。ときには、強い被害感や抑うつ状態のため治療が必要になることもあります。
また、成人期まで診断を受けることや適切にかかわられることもなくきた人たちの中には、長い間まわりとのズレや違和感を抱きながら、ご本人なりの工夫をして過ごしてきた人たちもいます。進学・就職・結婚・出産・子育てなどの新しい生活のステージに移るときに、新たな困り感が生じることがあります。
これまでに診断を受け、サポートを受けていた方も、進学や就職など新しい場面に移るとき、サポートしてくれる場所や人を確保しておく必要があります。