本人が成功体験をし、生き甲斐を感じ、自信をもって物事に取り組めるようにすることが支援の原則です。失敗経験が多いと、課題を避けるようになったり、何事にも回避的・否定的になったり、自分はだめだと落ち込んだり、他の人や社会のせいにして批判的・攻撃的・反社会的行動傾向が強まったりしてしまいます。
失敗経験が多く自己肯定感が低下している場合、本人ができないことや失敗したことを責めたり、叱ったりすることは、より本人を追いつめる結果をもたらしてしまいます。注意をする場合も努力している点やうまく行っている点をほめたうえで、「~はすごくいいね。うまくできない○○をよくするには……するといいよ」など、どのようにすればもっとよくなるかを肯定的、具体的に伝えていくとよいでしょう。