☆国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局福岡視力障害センター理療メールマガジン(通称、理療メルマガ)☆
☆Vol.58=2022/6/30☆
 ↓ ↓
→目次
★1.令和4年度卒後の研修会開催のご案内
■(1)令和4年度(第42回)卒後研修会のご案内
■(2)令和4年度卒後特別研修会のご案内
■(3)卒後研修会及び卒後特別研修会の新型コロナウイルス感染症に対する対策について
★2.その他
■(1)新しい職員の紹介
■(2)同窓会幹事会での質問・意見についての回答
■(3)利用者募集について
★3.編集後記
 ↓ ↓

★1.令和4年度卒後の研修会開催のご案内
■(1)令和4年度(第42回)卒後研修会のご案内
@講師及び演題
講師:長谷川 尚哉(はせがわ なおや)氏 神奈川衛生学園専門学校非常勤講師、東海医療学園専門学校非常勤講師、(株)ソクラー・テクノス代表取締役
演題:
(講義)「世界のあん摩マッサージ流派」〜江戸期以降の日本徒手療法がたどった道のり〜
(実技)「あん摩手法・腰部下肢症状へのアプローチ」〜明日から使えるあん摩術〜
A研修日:令和4年8月21日(日曜日)
B場所:福岡視力障害センター
 住所:福岡市西区今津4820-1
 電話:092-806-1361(代表)
C実施方法
ハイブリッド開催(対面とオンラインの同時開催)
D対象者及び定員
当センター卒業生(修了生を含む)で、あマ指師、はり師、きゅう師のいずれかの免許を有している方。なお、受講人数に余裕がある場合は、在所生の参加を可としています。
定員は、対面30名、オンライン20名です。
なお、応募者多数の場合は、有職者及び卒後10年未満の方を優先いたします。
また、貸切バスによる送迎は行いません。各自会場までお越しください。
E日程
 9:40〜10:30 受付
 10:30〜10:40 開講式
 10:40〜12:30 講義  
 12:30〜13:30 昼食・休憩
 13:30〜15:30 実技
 15:30〜15:45 閉講式
F参加費:無料
G昼食代:1,000円(希望者のみ。弁当・お茶含む)
Hその他
 新型コロナウイルス感染症の感染状況によっては、開催日間際で実施方法など変更する可能性があります。その場合には、当センターから参加希望の方に連絡をいたしますので、予めご了承ください。

 ↓ ↓

■(2)令和4年度卒後特別研修会のご案内
@全体テーマ:おうちでできる体質・症状別のセルフケア 〜日常臨床に活かせるセルフケア指導の実際〜
A研修日:令和4年10月15日(土曜日)・16日(日曜日)の2日間にわたり開催します。
B場所:福岡視力障害センター
 住所:福岡市西区今津4820-1
 電話:092-806-1361(代表)
C対象者及び定員
当センター卒業生(修了生を含む)で、あマ指師、はり師、きゅう師のいずれかの免許を有している方。原則として2日間連続して受講できる方。定員は15名(先着順)となります。
D講師及びテーマ
10月15日(土曜日)】
13:50〜16:50 講義及び実技
講師:廣渡 春奈(ひろわたり はるな) 氏 NatureFlow鍼灸院
テーマ:「鍼灸と運動・食事・癒し」

【10月16日(日曜日)】
10:40〜15:10 講義及び実技
講師:伊賀 壮枝(いが なりえ) 氏 鍼灸しずいろ
テーマ:「お灸教室事例からわかる満足度の高いおうちセルフケアのすすめ方」
*途中、12:10〜13:10  昼食・休憩

E参加費:無料
F昼食代:1,000円(希望者のみ。弁当・お茶含む)
Gその他:研修会の詳細につきましては、6月下旬に当センターより発送しております「卒後研修会、卒後特別研修会(案内)」をご確認ください。

 ↓ ↓

■(3)卒後研修会及び卒後特別研修会の新型コロナウイルス感染症に対する対策について
卒後研修会と卒後特別研修会の実施に際しては、関係職員、講師、参加者全員が新型コロナウイルス感染症対策に万全を期す態勢を整えた上で行うことになります。感染症対策については以下をご確認いただき、何卒ご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

【重要】
<参加される皆様へのお願い>
・研修会当日、発熱や咳といった風邪症状がある場合は、研修会への参加はお控えください。
・全員マスクを持参のうえ、会場内では着用して下さい。
・可能な限り、手指消毒用のアルコールの持参と予備のマスクのご準備などご協力をお願いいたします。
・研修会受付では検温や体調の確認、アルコール消毒にご協力をお願いいたします。(37.5℃以上の発熱や風邪症状等がある方は、参加を控えていただきます)
・受付時に、研修会当日までの一週間分の体調チェックシートのご提出をお願いいたします。体調チェックシートに関して未記入であったり、当日持参頂けなかったりした場合、会場までお越し頂いても、研修会への参加をお断り致しますので予めご了承ください。なお、体調チェックシートについては参加者確定後に改めて当センターから参加者に送付いたしますのでご承知おきください。
・公共交通機関をご利用の方は、なるべく密をさけ御来所くださるようお願いいたします。

〈当センターが行う感染防止対策〉
・職員の検温、体調チェックの実施
・手指消毒用アルコールの配置(研修会場、参加者控え室、食事場所、お手洗い等)
・館内の消毒の実施(階段手すり、電灯スイッチ等)
・随時換気の実施
・十分なスペースの確保(研修会会場、参加者控え室、食事場所等)
・職員のマスク、フェイスシールドの着用

 ↓ ↓

★2.その他
■(1)新しい職員の紹介
 本年度、福岡センター教務課では異動されてきた先生と新規採用の先生の2名をお迎えしてのスタートをしています。新しく来られた先生方から挨拶の言葉をいただいております。

●米田教官
 4月に神戸視力障害センターから着任いたしました米田裕和(よねだ ひろかず)と申します。2004年から函館、塩原、所沢、神戸、福岡と異動しています。今までに受験対策、卒後研修会、PC支援などを担当してきました。科目では、解剖学、臨床医学系、はりきゅう基礎、応用を担当していました。
 現在、自身がこだわっている分野は、機能解剖学と触察学、耳介療法です。「百見は一触にしかず」をこころがけています。プライベートでは、食べ歩きが趣味で、訪問した地域で地元の美味しいものを探しています。美味しいものの情報があれば駆け付けたいと思います。これからどうぞよろしくお願いします。

●金本教官
 今年度、福岡視力障害センターへ新規採用となりました金本浩忠(かねもと ひろただ)と申します。
福岡に来るまでは、医療機関で鍼灸の臨床や研究、大阪や神戸の盲学校で教員をしていました。頭痛に対する施術や鍼通電療法が得意です。これらの経験を活かして頑張りたいと思っています。福岡に来て約3ヶ月が経ちました。利用者のみなさんは、「あはき」に対する意識も高く毎日のように感心しています。実は、福岡は今回が初めてです。おいしい物がたくさんあると聞いて、とても楽しみにしていました。これから、この福岡の地で楽しく過ごせるよう、皆さんと仲良くなりたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いいたします。

 ↓ ↓

■(2)同窓会幹事会での質問・意見についての回答
5月29日(日)同窓会幹事会において、教務課に対する貴重なご意見・質問をお寄せいただきました。
保留させていただいた質問(※)につきまして、この場をお借りして回答させていただきますとともに、メルマガ読者の皆様にも情報提供をさせていただきます。(藤本)

※回答を保留させていただいた質問について
【質問】「変形徒手矯正術の施術料金が変更となった。学校では教えているのか」
【回答】変形徒手矯正術については、施術に関する保険取扱の実際(地域理療と理療経営(3年次履修))の中で教示しています。なお、実技については、教科指導要領等との整合性を確認した上で、取扱について検討させていただきたいと存じます。

○国家試験の変更点について
【質問】「国家試験の変更点を知りたい」
【回答】平成30年度からの新カリキュラム移行に伴い、前回の第29回国家試験から出題数があマ指師試験は150問が160問に、はり師・きゅう師試験は160問が180問になりました。また、症例問題が増加し、それに伴って設問の文字数も増えました。

○あはき法19条違憲訴訟のその後について
【質問】「仙台、大阪で裁判していたが、その後どうなったか」
【回答】「あはき師法19条は合憲、最高裁が判断。詳細は同窓会HPに掲載している」との回答を楠原会長よりいただきました。

○既卒者の合格状況外について
【質問】「既卒者の合格状況を知りたい」
【回答】第30回あはき国家試験における既卒者の合格状況は、あマ指師が0%(合格者0名/受験者2名)、はき師16.7%(合格者1名/受験者6名)です。また、再理療教育クラスの合格状況は、はき師100%(合格者1名/受験者1名)です。

【質問】「不合格者は何をしているのか」
【回答】再受験や再受験通信指導の希望の有無に関する情報は把握していますが、不合格者の方の実態は把握しておりません。

○卒後研修会のオンライン受講について
【質問】「オンライン受講に関する問合せ先や方法を、案内状に掲載しているのか」
【回答】オンライン参加希望者には、ご記入いただいたメールアドレス宛に利用方法、事前通信確認等に関する連絡をさせていただきます。その上で、質問等がございましたら卒研担当(水元・金本)にご連絡ください。

 ↓ ↓

■(3)利用者募集について
 国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局福岡視力障害センターでは、視覚に障害のある方に対し、次のサービスを提供しております。
@就労移行支援(養成施設)
 国家資格のあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師を養成するための教育訓練を行います。

※高等教育無償化について
 この制度には授業料の減免と給付型奨学金(返還が不要な奨学金)の二つがあり、当センターでは給付型奨学金が対象となります。制度の詳細については、文部科学省や日本学生支援機構のHPをご覧ください。
 文部科学省ホームページ:http://www.mext.go.jp/kyufu/index.htm
 日本学生支援機構ホームページ:https://www.jasso.go.jp/index.html

A自立訓練 (機能訓練)
 歩行訓練・日常生活訓練・コミュニケーション訓練(点字・パソコン等)・補助具の活用等、個人の状況やニーズに応じた訓練を行います。
 利用を希望される方、お知り合いで視覚に障害があり、お困りの方がいらっしゃいましたら、センターまで電話等でご相談下さい。
 電話:092-806-1361(代表)
 利用相談専用電話:092-807-2844
 メールアドレス:shienka-f@mhlw.go.jp
 ホームページ:http://www.rehab.go.jp/fukuoka/

 ↓ ↓

★3.編集後記
 今年は関東よりも梅雨入りが遅く、福岡では春の心地良い風を長く感じることができました。といっても、全国各地で7月並みの気候が続き、強い日差しの下では夏のように暑く、早くもかき氷が食べたいと感じている今日この頃です。理療メルマガをご覧の皆様は、いかがお過ごしでしょうか。
 さて、今回の理療メルマガでは、卒後研修会と卒後特別研修会のご案内の他、春から新しく来られた先生の紹介なども掲載させております。春から新たなメンバーが加わり、教務課の雰囲気も一層明るく、そして力強くなっています。
 卒後研修会は、今年度は対面とオンラインのハイブリット開催を予定しています。パソコンなど苦手な方は対面で参加されるもよし、オンライン参加をチャレンジするもよしです。最近では、学会や研修会はオンラインでの開催が多くなってきていますので、普段は「遠方だから参加が難しい」などといった理由で研修会に参加されていない方も、オンラインで参加されてみてはいかがでしょうか。
 新型コロナウイルス感染症の不安がまだ完全になくなっていない状況ではございますが、これからも引き続き、皆様のご健勝とご活躍を心よりお祈りしております。理療メルマガを最後まで読んでいただきありがとうございました。(水元)




理療メールマガジンのトップへ戻る