平成23年2月10日
公 開
国立障害者リハビリテーションセンター
 
 
日中韓のリハビリテーションセンターが協力及び交流に関する協定を締結
 
 この度、当センター、中国リハビリテーション研究センターと韓国国立リハビリテーションセンターの3センターにおいて、障害がある人々のリハビリテーション技術を向上させることを目的として、相互の技術、知識の協力、交流を行う、協力及び交流に関する協定を締結することとなりました。
 ついては、締結の調印式を次のとおり行います。
 
 日時:平成23年2月19日(土) 10:30〜11:30
 場所:国立障害者リハビリテーションセンター学院1階応接室
 調印式参加者: ① 日本 国立障害者リハビリテーションセンター総長 岩谷 力
  ② 中国 中国リハビリテーション研究センター長 李 建軍
  ③ 韓国 国立リハビリテーションセンター長 Yong Hur
  (その他、日本 国立障害者リハビリテーションセンター幹部職員)
 ※3センターの概要は別紙のとおり
 
1.背景
 3センターは東アジアにおける代表的なリハビリテーション機関であり、それぞれ障害がある人々へのリハビリテーションサービスの提供に加えて研究活動等を行っています。また独自の活動として、リハビリテーション専門職の養成・研修や地域リハビリテーション等を行っています。
 これまでに当センターは中国リハビリテーション研究センター、韓国国立リハビリテーションセンターと長年に渡り、協力・交流を継続してきました。
 今般、3センターが本協定を締結することにより、相互の人材、技術、情報等に関する協力、交流をさらに推進します。
 
2.具体的内容・実施方法・成果など
 本協定では4つの協力、交流活動を行います。
 (1) 研究者ならびにリハビリテーション専門職の交流
 (2) 共同研究の実施
 (3) 講義、講演、シンポジウム等の実施
 (4) 学術情報の交換
 この4分野の活動について毎年3センターで年間活動計画を立てて実施していきます。
 本協定の締結により、3センターに共通する活動での技術協力や独自の活動に関する人材、情報等の交流が、日中韓の障害者リハビリテーションの発展に繋がるとともに、アジアの障害者リハビリテーションの発展に寄与することを期待します。
 
3. 本発表資料に関する問い合わせ先
 国立障害者リハビリテーションセンター 管理部企画課
 担当:斉藤、西村
 TEL:04 - 2995 - 3100 (内線2140,2148)
 住所:埼玉県所沢市並木4−1
※調印式の取材を希望される報道関係者は、上記の担当者に前日(2月18日)までに連絡下さい。
 



(別紙)

協力協定を締結するセンターの概要
   
日本 国立障害者リハビリテーションセンター
  代表:総長 岩谷 力
  所在地:埼玉県所沢市
  設立:1979年(昭和54年)
  運営:厚生労働省
  職員数:660名
  病院ベット数:200床
  敷地面積:225,180㎡
  建物面積: 93,079㎡
  組織:
自立支援局(指定障害者支援施設)、病院、研究所、学院、管理部
   *詳細は、ホームページアドレス http://www.rehab.go.jp/ をご覧下さい。
   
中国リハビリテーション研究センター
  代表:センター長 李 建軍
  所在地:中国北京市
  設立:1988年
  運営:中国障害者連合会
  職員数:1486人
  病院ベット数:1200床
  敷地面積:200,000㎡
  建物面積 150,000㎡
  組織:
病院、研究所、医学院(養成)、社会サービス指導センター(啓蒙、地域での教育)、管理部門
   
韓国国立リハビリテーションセンター
  代表:センター長 Yong Hur
  所在地:韓国ソウル市
  設立:1986年
  運営:保健福祉省
  職員数:370名
  病院ベット数:300床
  敷地面積:45,810㎡
  建物面積:53,124㎡
  組織:
病院、研究所、社会的リハビリテーション部門(生活訓練、作業訓練)、教育・啓蒙部門、地域リハビリテーション部門、管理部門
 



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