平成25年7月から令和元年12月に
国立障害者リハビリテーションセンター

眼科ロービジョンクリニックを受診された方へ

~臨床データ等の研究利用に対する
拒否機会(オプトアウト)について~

 

研究課題名:頭蓋内疾患による半盲の長期経過

研究対象期間:平成254月~令和元年12

研究費:庁費

 

1 試料・情報の利用目的及び利用方法

脳梗塞、脳出血、脳挫傷、脳腫瘍などの頭蓋内疾患では、両眼の同じ側の視野が欠ける同名半盲という状態を起こすことがあります。両眼を使っても片側がまるごと見えないため、日常生活に著しい支障があります。治療や訓練によってある程度改善するという報告もありますが標準化されるまでには至っていません。ある治療法や訓練法に効果があるかどうか判断するためには、標準治療以外に何もしない場合にどうなるか(自然経過)を知る必要がありますが、自然経過に関する報告は極めて少ないという現状があります。

当院はリハビリテーション病院であり、頭蓋内疾患のリハビリのために入院/通院する方が多くいらっしゃいます。そこで、頭蓋内疾患のため半盲となったデータをまとめ、自然経過を報告します。

 

2 利用する試料・情報の項目

試料:なし

情報:診療録に記載された頭蓋内疾患の種別、発症時年齢と視野検査結果

 

3 試料・情報を利用する者の範囲(共同研究施設等)

・国立障害者リハビリテーションセンター

(情報は匿名化され、個人を特定できない情報として利用されます。)

 

4 試料・情報の管理について責任を有する者(研究責任者)
国立障害者リハビリテーションセンター病院
第二診療部眼科(研究所併任)
眼科医長 堀 寛爾

 

5 試料・情報の利用の拒否について

本件に関し、受診者は「2利用する試料・情報の項目」に記載した試料・情報の研究への利用を拒否することができます。それにより受診者が診療等に不利益を受けることはありません。

なお、当研究の成果は令和2年10月以降に学術集会での発表および論文として公表予定であり、演題登録/論文投稿日以降は利用の拒否の連絡をいただいても、研究の対象データから削除することができない場合があります。

 

 

6 情報の利用の拒否についての連絡及び問い合わせ先

国立障害者リハビリテーションセンター病院

第二診療部 眼科(研究所併任)

堀 寛爾 (ほり かんじ)

TEL04-2995-3100(内線 7359

Eメール:hori-kanji.82a@mhlw.go.jp

 

7 個人情報の取り扱いに関する疑義・苦情等の申し出先

国立障害者リハビリテーションセンター

企画・情報部企画課長 佐々木 薫

3598555 埼玉県所沢市並木4-1

TEL04-2995-3100(内線 2140FAX04-2995-3661

E メール:kikakurinnri@mhlw.go.jp

 

上記6および7に記載のEメールアドレスへの連絡、問い合わせ、申し出以外の特定電子メールの送信を拒否いたします。

 

                        元のページに戻る。