平成254月から令和元年9月までに国立障害者リハビリテーションセンター眼科ロービジョンクリニックを受診された方へ

~臨床データ等の研究利用に対する拒否機会(オプトアウト)について~

 

研究課題名:視機能の評価に係るツールの開発

研究対象期間:平成254月~令和元年9月

研究費:庁費

 

1 試料・情報の利用目的及び利用方法

 ロービジョン患者の困りごとの中に自身の見え方を説明できないというものが挙げられます。視力検査や視野検査の結果を口で説明するのは難しく、例えば障害者手帳何級くらい、という言い方もできるのですが、視力や視野から手帳の何級に相当するのか判断するのは、当事者はもちろん医師にとっても煩雑な計算式が必要になります。このように総合的な見え方を簡便に計算できるツールがあれば、見え方の程度と必要なケアが結びつきやすくなり、ロービジョンケアに関わる当事者、支援者、医療関係者、福祉関係者その他のすべての人にとって有意義なものとなるでしょう。このツール開発にあたってはその整合性の確認のため、実際の診療情報から実証実験を行う必要があります。国立障害者リハビリテーションセンター病院眼科ロービジョンクリニックを受診された20歳以上(当時)の方の診療録に記録されたデータから、このツールに使う情報を抽出し、解析します。

 

2 利用する試料・情報の項目

試料:なし

情報:診療録に記載された視力、視野その他の眼科検査結果と、障害者手帳等級など従来の総合的な見え方を示す情報

 

3 試料・情報を利用する者の範囲(共同研究施設等)

・国立障害者リハビリテーションセンター

(情報は匿名化され、個人を特定できない情報として利用されます。)

 

4 試料・情報の管理について責任を有する者(研究責任者)
国立障害者リハビリテーションセンター病院
第二診療部眼科(研究所併任)
眼科医長 堀 寛爾

 

5 試料・情報の利用の拒否について

本件に関し、受診者は「2利用する試料・情報の項目」に記載した試料・情報の研究への利用を拒否することができます。それにより受診者が診療等に不利益を受けることはありません。

なお、当研究の成果は令和2年4月以降に学術集会で発表および論文として公表予定であり、発表日以降は利用の拒否の連絡をいただいても、研究の対象データから削除することができない場合があります。

 

6 情報の利用の拒否についての連絡及び問い合わせ先

国立障害者リハビリテーションセンター病院

第二診療部 眼科(研究所併任)

堀 寛爾 (ほり かんじ)

TEL04-2995-3100(内線 7359

Eメール:hori-kanji.82a@mhlw.go.jp

 

7 個人情報の取り扱いに関する疑義・苦情等の申し出先

 国立障害者リハビリテーションセンター

企画・情報部企画課長 佐々木 薫

3598555 埼玉県所沢市並木4-1

TEL04-2995-3100(内線 2140FAX04-2995-3661

E メール:kikakurinnri@mhlw.go.jp

 

上記6および7に記載のEメールアドレスへの連絡、問い合わせ、申し出以外の特定電子メールの送信を拒否いたします。

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