全12紙面のうちの11紙面。 質問、@。就職活動は、どのようにオコナいましたか。 ・ 元々、鍼治療をしたいと、思っていたので、開業を考えていました。就職は、あんま・マッサージならあるけど、鍼となるとムズカシかったので。2、3年で鍼を勉強して、開業を決意しました。 質問、A。開業準備で大変だったことは。 ・ 場所探しですかね。最初は、須磨で開業したのですが、視力が低下してきて、通勤が大変になったので、家の近くでまた探しました。2年間、須磨でやっていたのですが、都合よく、家の近くの借家が空いたので、借りました。古かったので、リフォームもしていいとの話で、好きにやれた。自宅兼治療院となったので、通勤もなく、ストレスは、減りました。 質問、B。現在の勤務形態は。 ・ 休みは、水曜と日曜です。JRPSの活動や鍼灸師会の集まりなど、平日でないとアポが取れない場合が多いので、フツカカンあります。ただ、休みのほうが、出かけたりで、忙しかったりするんですけどね。勤務時間は、一応9時から19時までですが、患者さんと私の都合で、臨機応変に対応しています。休みも患者さんから要望があれば、予約をいれたりします。 質問、C。経営について、工夫点は?。 ・ う〜ん、山あり谷ありですね。私は、外に出るのが難しいので往診ができない。家には、外に出られない高齢者が多いから、定期的に、お宅訪問して、治療すると安定するんですがね。なので、弱視の人で外に出られる人は、健康保険を利用した治療、在宅ケアをしていくといいと思うんです。治療院は、患者さんが、来てくれるのを待つのでつらいですね。外に出て行けばお客さんも広がるのですが・・。 ・ 工夫は、色々していますよ。電子レンジで温めるホットパックや鍼ですが、打鍼法、磁気治療など取り入れて、組み合わせてオコナったりしてます。 質問、D。今後の治療院経営について。  ・そうですね、今よりちょっとでもラクになって欲しい、ラクにしてあげよう、治してあげようと思って治療している。病気や怪我のように完治するのが難しい。こりなどは、日常生活でたまってくるもの、一度、ラクになっても生活をしていく上で、また、たまるので定期的に来て欲しいと思う。できたら、悪くなる前に、月1、2回来てもらい、身体を整えていきたいと思っている。 見出し、4。自分にとって、センターとは?。 ・ 卒業したあとのほうが好きですね (笑)。入所したときが、40歳半はでしたから、学校出て働きだして20年、センター入所は、人生の中休みって感じでした。卒業後は、第2の人生の出発という気持ちでしたね。見出し、5。センター入所を悩んでいるかたへ。  ・この仕事のいいところは、定年がないところ。指が動くまで、できる。人を苦しみから救ってあげる仕事なので、それなりにやりがいはある仕事ですよ。 見出し、6。最後に、現在センターで勉強しているかたへ。 ・ センターに入った以上は、きちんと勉強して欲しい。やるのであれば、ちゃんとやって欲しい。勉強方法は、授業をテープにとっておくこと、それを自分でまとめる。人がまとめた物を、もらっても、頭に入らないから。毎日、その日の授業の重要ポイントを、まとめておく。教科書に書き込める人は、書けばいいし、ノートが書ける人は、まとめノートを作るのも良いと思う。勉強時間?、そんなにやっていないですよ。45分授業も、テープを早聞きすれば、30分くらいでまとめ終わる  し、そうだな・・・勉強時間は、1、2時間位でしたね。 ・ 後は、情報をしっかりつかむこと。介護保険では介護予防ですかね、そこで鍼灸師も、対象になっているから、国家資格があればこの先、職域は広がっていくかと思います。老人ホームやデイサービスでの出張サービスなどもいいですね。情報収集は、自分から発信しないと、応えはこない。メールやネットは、やれた方がいい。センターも、もっとパソコンの授業を増やして、音声パソコンの使い方など、指導してくれたらと思います。 本日は、お時間をさいていただき、貴重なお話、ご意見を頂きまして、ありがとうございました。今後益々のご活躍を、期待します。