こくりつ神戸視力障害センター。 センターダヨリ。第48号。平成19年8月1日発行。 発行、こくりつ神戸視力障害センター。神戸市ニシク曙町1070。 電話番号078−923−4670。ファックス番号078−928−4122。 ホームページアドレス。ダブリュ、ダブリュ、ダブリュ、ケイ、オー、ビー、イー、ハイフン、エヌ、エッチ、ビー、ドット、ジー、オー、ドット、ジェイ、ピー。 。  イーメール エス、ワイ、オー、エム、ユー、アットマーク、ケイ、オー、ビー、イー、ハイフン、エヌ、エッチ、ビー、ドット、ジー、オー、ドット、ジェイ、ピー。 全8紙面のうちの1紙面。 就任のご挨拶。       所長 湯澤 茂男。  時候の挨拶で言えば晩夏、残暑となるのでしょうが、 皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申しあげます。  私は本年4月1日付で所長を拝命し、こくりつ身体障害者リハビリテーションセンターから赴任してまいりまいりました。公務員生活も30年以上になりますが、障害福祉分野の仕事に直接携わったのは平成10年度からですので、今年でちょうど10年目となります。 最初は所長という重責をマットウできるかという不安と緊張の連続でしたが、はや数か月が経とうとしています。  赴任して早速、新年度の入所式や始業式がありましたが、障害を乗り越えて再び職業人として社会で活躍するための第一歩を踏み出された新入所者の皆さんを目の前にして、特に代表者のカタから力強いご挨拶をいただいた際には、心を打たれる思いがしました。 同時に、昭和26年に当センターが誕生して以来、半世紀を超える歴史と伝統を築き上げてこられた諸先輩のかたがたのご尽力に、あらためて心を引き締めた次第であります。  さて、昨年10月から障害者自立支援法が本格的にスタートし、新法に基づく昼間実施サービスとしての「就労移行支援 (これまでの理療教育)」と「自立訓練(視覚障害者に対する機能訓練)」、夜間の居住支援としての 「施設入所支援 (宿舎の提供)」を行う指定障害者支援施設として、兵庫県の指定の下に事業を展開しております。  今後、法制度の見直しも予定されておりますが、とりわけ当センターの就労移行支援をご利用されるかたがたにとっては、あはき師 (あんまマッサージ指圧師、はり師、きゅう師)の国家資格取得を目標に、さらには治療院の開業や病院・企業等への就職など、職業復帰に向けた遠く険しい道程が待ち受けています。当センターとしましては、今後ますます充実した支援と業務運営が求められることを念頭に、多くの利用者に喜んでいただける施設を目指して、視覚障害者の多様なニーズに的確に対応していけるよう心がけていきたいと考えています。  最後になりましたが、当センターは数少ないこくりつのシテイ障害者支援施設でありますので、職員一人ひとりがこくりつ施設として期待される存在意義を十分に認識し、改めて使命感 (自覚)をもって職務に精励していく所存ですので、利用者及びご家族の皆様がたをはじめ、卒業生やボランティアの皆様がた並びに地元福祉関係機関等のかたがたのご支援とご協力を心からお願い申し上げまして、ご挨拶といたします。