全8紙面のうちの6紙面目。 自立訓練 しょがいレクリエーション。  神戸北野 シューマイと餃子の手作り体験&神戸空港見学。  平成20年1月、自立訓練 (生活訓練かてい)利用者のしょがいレクリエーションを実施しました。 今回は、異人館が建ち並ぶ神戸市北野地区にある北野工房のまち (昭和6年建築の旧北野小学校を利用した施設)にて “かいせんシューマイ”と“ふかひれ餃子”の手作り体験を行ないました。 「餃子を作ったことはあるけど、シューマイは初めて」というかたがほとんどでしたが、 餃子もシューマイも・・・やっぱり難しい!!  でも、お店のかたの丁寧な説明のおかげで、次第に皆が納得の出来栄え (自己満足)となり、めでたしめでたし。 その場で蒸してもらい、ぷりっぷりのシューマイと餃子を満足いくまで堪能しました。  その後、北野工房のまちの中で買い物を楽しみ、続いて神戸空港の見学へ向かいました。  神戸空港では、ターミナル職員のかたが出迎えてくださり、見学案内をしていただきました。 神戸空港は大変コンパクトな空港ですが、その分展望デッキからは飛行機の離発着を間近で見ることができました。 職員のかたの説明で、空港にまつわる興味深い話も聞くことができ、まるで子どもの頃の社会科見学のような楽しさでした。  大変寒い一日でしたが、普段の訓練ではあまり見ることのできない利用者の方々のリラックスした一面を かいま見ることができました。 福祉体験学習等への協力について。 本センターでは、一般見学や利用相談に伴う見学の他に、眼の不自由なかたに関する福祉体験学習のお手伝いを することを目的として、主に小・中学校の生徒・教職員、専門学校の学生等を対象に、福祉体験学習への協力を行なっています。  具体的には、本センターの概要説明、福祉制度の解説、眼の不自由なかたの日常生活上の工夫の紹介、 あん摩・はり・きゅうを中心とした職業に関する講話、アイマスク体験、ガイドヘルプ体験、補装具・日常生活用具を 中心とした便利グッズの紹介等を実施しており、なるべく皆様のご希望に沿うよう、事前にご相談をしながらプログラムを 作成しています。また、見学で対応しきれない場合には、本センターから職員を派遣して、学校等の現場において 直接実技指導を行うこともあります。平成19年度は、大阪医専視能療法学科、大阪医療福祉専門学校視能訓練士学科、 神戸総合医療専門学校視能訓練士科、王塚台中学校、えだよし小学校、高津橋小学校、樫野台小学校 (順不同)の 受け入れ及び講師派遣を行ないました。  さらに、近隣の自治体が主催する視覚障害者ガイドヘルパー養成講座等の講師として本センターの職員を 派遣する等、地域で暮らす眼の不自由なかたに対する福祉サービス向上のお手伝いも行なっています。  見学・講習等で本センターを利用された皆様が、これらの研修で得た知識や技術を活用し、ノーマライゼーションを 推進していただけることを願っています。