「自立訓練 所外レクリエーション 淡路島でのんびりリフレッシュ」  自立訓練(生活訓練課程)の所外レクリエーションを5月29日に実施しました。今回の目的地は南あわじ市にある淡路ファームパーク イングランドの丘。 ここはイギリスの湖水地方をイメージした農業公園で、甲子園球場14個分の広大な敷地の中に羊の放牧場や小動物とのふれあい体験コーナー、淡路島の特産物販売所やレストラン等があり、日頃の訓練を忘れてのんびりと過ごしました。屋外施設が主だったのでお天気が心配されましたが、イングランドの丘までのバス移動中に雨も上がり、暑くもなく寒くもなく快適な気候でした。  意外に盛り上がったのが小動物とのふれあい体験です。ウサギやモルモット、そして巨大リクガメ等とのふれあいに童心にかえって大はしゃぎしてしまいました。 ふれあうことはできませんが、イングランドの丘の目玉はコアラの展示。「イングランド」なのに「オーストラリアに生息するコアラ?なんでやねん!」とツッコミを入れたいところですが、日本でコアラの展示をしている9箇所の1つがここだそうです。ガラス越しに6匹のコアラが夜行性のためほとんど動かずじっとしていましたので、たんがんきょうでじっくり観察する利用者さんもいました。  淡路名物玉ねぎソフトにチャレンジした方もいましたが、味は・・・皆さんのご想像にお任せします。ご参加いただいた7名の利用者さん、いい思い出ができましたか?お疲れさまでした。 「朗読・録音ボランティア紹介」  センターでは、朗読のボランティアとして現在6つの団体のかたから声を届けてもらっています。ぐるーぷ燈台、朗読ボランティアグループR、明朗会、サークル音のさんぽみち、音訳の会「碧」の方々で、もう30年以上のお付き合いのところもあります。    活動内容は、対面朗読では週1回来所していただき、利用者が個別に好きな本や雑誌を直接読んでもらいます。録音利用では、読んでもらいたい本とカセットテープなどを利用者が用意し、職員がボランティアさんに依頼して吹き込んでもらう形です。理療教育の専門的な本が多いようですが、プリント類が多いのも特徴です。最近はカセットだけではなくMDの使用が増えており、CDに対応してもらうこともあります。  一般の録音図書が利用しやすくなったこともあってか、朗読や録音サービスを利用するかたは以前ほど多くはありませんが、一度利用すると何度も、というリピーターも多く、根強いファンがいると言えましょう。録音の仕方から専門用語、試験問題の解答の読み方まで、細かい要望に応えていただくことも多く、いつもお世話になっています。  また、定期的に、声のたよりを届けてくださるグループもあります。直接ボランティアさんに会える利用者は対面朗読の一部のかたに限られていますが、ボランティアさんの存在は貴重であり、利用者、職員ともども改めて感謝いたします。