全8紙面のうちの6紙面。 自立訓練。 しょがいレクリエーション。 秋の、しあわせの村、でみんな幸せ。  自立訓練、生活訓練カテイ、での今年度2回目のしょがいレクが10月24日に実施され、利用者6めいとサポート職員4名プラス運転手の計11めいが参加しました。今回の目的地は、 神戸市北区にある(花と緑あふれる総合福祉ゾーン)、しあわせの村、です。この、しあわせの村、は敷地面積が205ヘクタールで、なんと甲子園球場の50倍の広さ。自然豊かな敷地内には、福祉施設、リハビリテーション病院、宿泊施設、スポーツ施設、さらには温泉などもあり、まさに、みんなが幸せになれる場所、です。 午前中は、参加者全員で日本庭園の散策をしました。鯉が優雅に泳ぐ大きな池を中心とした、ちせんかいゆうしき、の庭園には、築山、滝、池の中に作られた小島、橋、あずまやなどがあり、色づき始めた木々とあいまって美しい風景を楽しみました。こんな時が 、日本に生まれてよかった。と思う瞬間でしょうか。庭園を歩き疲れた後、お待ちかねのレストランでの昼食を挟んで、午後からは、グループ別行動となり、グラウンドゴルフ、買い物、お茶を飲みながらのおしゃべり・・・など、それぞれ思い思いに過ごしました。 (買い物)をされたかたの中には、しあわせの村、で栽培された黒大豆の枝豆を産直価格で安く手に入れて、二ッコリしているかたもいました。 幸せなひとときもあっというまに終わり、帰りは、阪神高速を通って、いちろセンターに戻りました。幸せな気分になりたいかたは、ぜひ、しあわせの村、へ足を運ばれてはいかがでしょうか。以上、幸せ溢れるご報告でした。 視能訓練士の見学対応について。  平成18年度から積極的に受入れをおこなっている、視能訓練士養成学校の見学対応も、3年目となりました。多くの視覚障害者が、眼科などでお世話になることの多い視能訓練士に、視覚障害者を取り巻く環境について理解してもらい、また(医療分野)では学ぶことのできない福祉分野についても 見識を深めていただくことで、今後の利用者募集や視覚障害者の社会復帰への一助とすることが、目的です。  今回は、大阪医療福祉専門学校の学生を、受け入れました。 プログラムは、限られた時間の中で、次のような4つの項目を実施しました。 @、センターないの見学。 A、障害福祉施策とコクリツ施設の役割について 、講義。 B、生活訓練について 、講義とグッズ見学。 C、視覚障害者の職業について 、講義。  生活訓練については、講義よりも便利グッズなどに、実際に触ってもらう時間を多くとったことで、学生たちにとっては、初めてグッズや補助具の役割、利便性などを体験する機会となりました。  また、視覚障害者の職業については、全盲教官の協力を得て対応していただきましたが、全盲者がパソコンやアイティ機器を自在に使いこなし、一人で外出している様子をビデオで見るなどして、多くの学生たちにとって驚きとともに新しい発見があった様子でした。  見学後は知らないことが多かった、刺激的で勉強になった、などという声が、 多く寄せられ、センター側と学生側のどちらにとっても、有意義な見学となりました。 今後は、それぞれの分野から、視覚障害者を支援していく上での連携が、図れればと期待しています。