全8紙面のうちの7紙面。 医務室です。  神戸センターの医務室は、指導課の隣にあります。医務室、と言っても医師は、普段おりません。看護師が、一人常勤しております。イメージとしては、学校の保健室ですね。今日は、医務室にあります、 スモーカライザーをご紹介します。このスモーカライザーは、(呼気の)(一酸化炭素)(濃度)を測定する 機械で、使いかたは、簡単。スイッチを押してから、息を沢山吸って、10秒ほど止め、 スモーカライザーに取り付けたマウスピースから息を吐き出すだけです。 それにより、呼気中の一酸化炭素濃度と、その値から転換した(血中)(一酸化炭素)(濃度)を 測定することが出来ます。非喫煙者の%COHbは平均1.3%まで、しかし喫煙者は、平均6%、 ヘビースモーカーでは、17%に達する人もいます。神戸センターでの(男性喫煙率は)、平成20年12月現在、41.7% 、女性喫煙者なし、で、平成18年の日本の男性喫煙率39.9%より、少し高いと言う状況です。 喫煙で取り込む有害物質は、一酸化炭素だけにとどまりませんが、 まずは簡単に測れる体内の一酸化濃度を測定して、禁煙に取り組むきっかけが、出来ればと思っています。 ご当地探訪C 、明石焼きとそばめし、指導課。 工藤 ヒロシ。  前回は、日本標準時の街をご紹介しましたが、今回は食べ物ネタです。神戸センター界隈では、明石焼きが有名ですが、他府県のかたがたには、たこ焼きとの違いがよく理解されていません。見えないかたには、恐縮ですが、写真1は、大阪をはじめ関東でもおなじみの普通のたこ焼きです。そして写真2が、明石焼き。まな板のような台に乗せてだされ、写真3のだし汁を付けて食べるのが、一番の特徴です。  味のほうは、というと、どちらもタコが入っている点では同じですが、明石焼きのほうは、玉子焼きに近く、地元ではむしろ、玉子焼き、と呼ばれることのほうが多いようです。ふわふわの柔らかさですので、たこ焼きのように(つまようじ)で食べることはできません。また、作り方にも大きな特徴があり、明石焼きは玉子をメインに小麦粉や、じんこ、小麦デンプン粉、をくわえますが、たこ焼きのように天かすや (べにしょうが)などはくわえません。具もタコだけ、というシンプルさが基本です。  この明石焼きは、センター周辺では、とてもメジャーな食べ物ですが、明石市から少し離れた地域ではたこ焼き文化と融合したためか、普通の(たこやき)を明石焼きの出し汁につけて食べる習慣があるのもおもしろいところです。  さて、このあたりでは、明石焼き以外にも、珍しい食べ物があります。、そばめし、と呼ばれるもので、 ソース(やきそば)とご飯がミックスされたもので、細かく刻まれた焼そばの麺と ご飯粒が混ざり合ってパラパラになった、いわば、ご飯入り刻みソース焼そば、なのです。 B級グルメの私にとっては、すっかりやみつきになってしまいます。そのせいか、 この連載もどんどんB級になっていくような気がしています。