自立訓練・教養の時間 バイオリン演奏で心と体に潤いを 5月29日に自立訓練利用者を対象とした、月末恒例の「教養の時間」を実施しました。今月のテーマは「音楽鑑賞とバイオリンに親しむ」で、自立訓練の講師としても皆さんにお馴染みの新村友美子さんに演奏していただきました。新村さんは3歳の頃からバイオリン演奏を始め、現在はお仕事の傍ら、市民オーケストラへの参加や福祉施設での演奏活動も行っているそうです。今回はバイオリン演奏だけではなく、新村さんの私物のバイオリンに触れて演奏体験もできるという、またとないオマケ付き!余談ですが、後でお聞きしたところ、新村さんのバイオリンは「手で触れるのもドキドキするようなお値段」だそうです。 さて、演奏会はエルガー作曲の「愛の挨拶」から幕開けです。生の美しい音色に思わず鳥肌が立ちます。その後、休憩や楽器の演奏体験も挟みながら、クラシック・ポップス・童謡など幅広いジャンルから全17曲を演奏していただきました。曲の中には、利用者さんからの急なリクエストに応えていただいたものもありました。バイオリンの演奏体験では新村さんの指導のもと、利用者さんそれぞれが順番にバイオリンを構え、バイオリニスト気分を味わいました。バイオリンは手に持ってみると本体の中が空洞になっているので意外と軽く、馬の尻尾の毛を張っている「弓」を使って弾くそうです。皆さんご存じでしたか? 5月病を吹き飛ばすような美しい音色には心が洗われるような思いがしました。講師の新村さん、本当にありがとうございました。