全8紙面のうちの2紙面。 卒業生からの言葉 今年度の卒業生の方から、仲間に向けての言葉を頂きました。  3年間を振り返ってみると、入所前は不安ばかりでした。  勉強からしばらく離れていたので、ついていけるのか等ありましたが、入ってみると寮も居心地がよく、今までふれたことがなかった視力障害スポーツ、イベントを経験することができました。勉強も視力障害があっても分かりやすく教えて頂きました。  過ぎてみると、とても早く充実した3年間でした。ありがとうございました。 天羽降太  このセンターの門をくぐってから3年間、長いようで短い、短いようで長い日々でした。  理療の勉強以外に様々な視覚障害者がいるのを知ることができたし、障害を乗りこえていくこれからの生活にも役に立つ気がします。 仲野優子  3年間、大変お世話になりました。  神戸センターで多くの人と出会い、沢山のことを学ぶことができました。  こうして卒業という日を迎えられるのも、多くの方に支えていただいたお陰です。有難うございました。 内田敬久  5年前に一人歩きが出来なくて困っていたところ、人に勧められてセンターの生活訓練課程に入所し、日常生活、歩行などを訓練し、修了後、次の段階に進まないと、と思い、1年悩んだ末、理療課程に入所する事にしました。  ところが、23年ぶりの勉強と家庭との両立、テストのたびに起こるアクシデント。1年生では、腹膜炎で入院、2年・3年生では、両親の他界。そのたびに、何度となくやめようと思いました。  慣れない専門用語、むずかしい勉強、どれをとっても私には理解できず、人の何十倍も勉強しても理解できませんでした。  それを、あたたかく見守ってくれた仲間、陰でささえてくれた家族。でも、どうにか、ここまで3年間やってこれたのは、諸先生方のおかげだと思います  今までお世話になった方々にご恩返しをしていきたいと思いますので、がんばっていきたいと思います。  本当に、どうもありがとうこざいました。 北井ひとみ