全8紙面のうちの4紙面。 生活訓練体験会(1) 平成23年3月6日(日)、本センターにおいて、「生活訓練体験会」を開催しました。  「生活訓練体験会」とは、見えない・見えにくいことでお困りの方やそのご家族・支後者の方を対象に、実際に生活訓練を体験していただく企画です。  参加する方のご希望に合わせ、歩行やパソコン、点字などの生活訓練から、お好きな科目を組み合わせてプログラムを作り、体験していただきました。今回は、ガイドヘルパー・ボランティア・関係機関職員など、視力障害のある方を支援する立場の方々にも多<参加していただきました。終了後のアンケートでは、ほとんどの方から「満足」「どちらかといえば満足」の評価を頂きました。  本センターでは今後とも、視覚障害の理解のために周辺地域の方々へ向けた企画をしてまいります。 歩行体験  視力障害のある方の歩行といえばすぐに思いつくのが白杖ですが、「白杖を持ってはいるけど使い方が良く分からない…」という方は多いのではないでしょうか?  今回の体験会ではそうした疑問をお持ちの方に、基本的な持ち方や振り方、階段昇降での使い方などの訓練を体験していたださました。白杖を上手に使い、様々な場所で活用するためには何時間もの訓練をする必要がありますが、基本的な知識やちょっとしたコツを知るだけでもずいぶん歩行が楽になることを実感していただくことがでさました。また、ご家族やボランティアなど普段、視力障害のある方と接する機会の多い方々には、安全な移動介助の方法等をご紹介しました。 調理体験  「見えにくくて料理が大変」「ガスコンロを使うのが不安」という方に、レンジ料理を体験していただきました。今回のメニューは「きんぴらごぼう」。  視力障害のある方向けの調理器具や、調理をする上での工夫のご紹介をしつつ、ご家族・支後者の方々にはアイマスクをしての調理体験もしていただきました。