こくりつ神戸視力障害センター。 センターダヨリ。第56号。平成22年8月20日発行。 発行、こくりつ障害者リハビリテーションセンター、自立支援局、神戸視力障害センター。神戸市ニシク曙町1070。 電話番号078−923−4670。ファックス番号078−928−4122。 ホームページアドレス。ダブリュ。ダブリュ。ダブリュ。ケイ。オー。ビー。イー。ハイフン。。エヌ。エッチ。ビー。ドット。ジー。オー。ドット。ジェイ。ピー。スラッシュ。。 イーメール。 エス。アイ。ディ。オー。ユー。アットマーク。。ケイ。オー。ビー。イー。ハイフン。エヌ。エッチ。ビー。ドット。ジー。オー。ドット。ジェイ。ピー。 全8紙面のうちの1紙面。 入所を祝して 所長 干葉 一也 平成23年4月6日に理療教育入所式が行われました。  神戸視力障害センターに入所された皆様、入所おめでとうございます。職員一同心より歓迎いたします。  さて、本日入所式を迎えられた14名の皆さんは、年齢も10代から60代までと非常に幅広く、また障害に至った原因も様々です。  皆さんは当センターヘの入所を決断されるまでには大変なご苦労・人には言い尽くせないような思いがあったのではないかと推察いたします。しかし、皆さんはそれを乗り越えて一つの区切りをつけ、新たな道に踏み出されました。このことに多大の敬意を表したいと思いよす。  これから3年間にわたる理療教育における教育訓練が始まるわけですが、これは国家試験受験のため必要な課程です。今までにやったことのない分野など習得には大変な努力が必要になると思いますが、是非頑張ってやリ抜いて欲しいと思います。  本年2月に行われた国家試験の結果、本センターの現役生につきましては、あん摩マッサージ指圧師、はリ師、きゅう師の3区分で85%という高い合格率を示すことができました。(全国平均で84%)立派な成績で勇気づけられます。これはひとえにご本人の努力のたまもので、やれば出来るという結果でもあります。  さて、今般の東日本大震災は、多数の人命が失われ、避難者も16万人以上の多数にのぼっており、被災地では今なお大変厳しい状況が続いていますが、被災者の皆様の助け合う姿に感銘を受けました。皆さんの目指す資格は、このような状況下において人々の健康や癒しを手助けできる意義・やりがいのあるものだと思います。このことからも国家資格を目指して励んで頂きたいと思います。  期待も不安もあると思いますし、実際わからないこと、困ったことなど色々出てくると思います。そのような時は、遠慮無く職員に声を掛けてください。当センターの職員は視覚障害者支援のプロフェッショナルです。支援に必要な知識と技能を身に付けていますし、皆さんの支援に全力を尽します。必ず皆さんのお役に立てることを信じています。そしてセンターの生活に早く慣れて頂きたいと思います。  3年間の勉強はたやすいものではありませんが、挫折しそうな気持ちになった時は、今日の初心を忘れずに、職員も精一杯応援するので、目的を達成するよう期待しています。