全8紙面のうちの3紙面。 卒業生の方々へ 光友会会長 芝  研 −  卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。 皆さんには、私たちが勉強に苦しんでいる時や慣れない寮生活に悩んでいる時、色々とアドバイスをいただくなど大変有難うございました。  三年間長かったですか?あっという間でしたか?いずれにせよ皆さんは色々な困難を乗り越え卒業という目標に見事た どり着きました。ぜひ私たちも見習いたく思います。  国家試験を取得された暁にはセンターで知識と技術を如何なく発揮され日々研究し発展・飛躍・ご活躍される事をお祈りしてお祝いの言葉といたします。  頑張って下さい。 自立訓練(機能訓練) 短期利用者の声 平成23年8月15日〜8月19日の間、自立訓練(機能訓練)を利用されたM.Nさんから感想の言葉をいただきました。  5日間、本当にお世話になりました、ありがとうございました。改めて「見ること」を自覚できた5日間でした。通所ではなく、入所できたことも良かったと思います。私たちロービジョンの者は(特に中途障害となる者にとっては)「見える人(健常者)」と「見えない人(全盲)」との間のグレーゾーンで、限りなく白に近いグレーから限りなく黒に近いグレーまで、その見え方は本当に幅広いものだろうし、それは個々人によっても微妙に違っています。その一人ひとりのニーズに合わせた支援プランを組むことは、とても難しいことだと思います。ましてや5日間しかいない私をアセスメントするために、実態がなかなか掴めず苦労なさったのではないでしょうか。  将来、自分の目がどうなっていくかの不安は常にあります。そしてこの病気である限り、どんなペースでどんな風に視野が欠けていき、どう視力が落ちて行くのか、本当に日々苦悩しています。センターがその中で1つの心の拠り所として存在してくれればうれしいです。