全8紙面のうちの5紙面。 自立訓練レクリエーション  11月25日、自立訓練の利用者6名の参加のもと、センター教室棟からも見える、本州と淡路島とを結ぶ吊橋、明石海峡大橋へ所外レクに出かけました。  明石海峡大橋は、全長3,911mの吊橋で、吊橋の規模を示す中央支間長(塔と塔の距離)は、世界−の1,991mを誇ります。さらに主塔の高さは海面上約300mで、東京タワー(333m)とほぼ同じ高さになります。  潮流が激しく、水深の深い明石海峡に、橋梁技術の粋が集められ、建設された橋を、普段、じっくり見学することがないため、参加者も、橋の様子に圧倒されていました。 橋の科学館では、実際に触れて楽しめる展示物もあり、橋の構造や建設経過を分かりやすく解説した資料やDVD放映があり、ワイヤーの大さや、潮風に錆びないための工夫を知リ、一同感心させられました。 また、舞子海上プロムナードは、海面から約47m、陸地から約150m、明石海峡へ突出した延長約317mの回遊式遊歩道で、もろに風が吹き抜けるため、展望ラウンジの中で休憩し、しばし暖をとり記念撮影を行いました。  時間はすぐに過ぎ、参加者からは、寒かった、疲れた等の感想をもらい、無事に参加者一同帰途に着きました。幸い、翌週の訓練を風邪で欠席することもなく、一安心しました。機会があれば、皆さんもゆっくりと橋見学してみてはいかがでしょう。 視覚障害者の理解のために神戸市立出合小学校「福祉体験学習」  10月7日、小学4年生95名を対象に「福祉体験学習」を、神戸市立出合小学校体育館で行いました。 自分たちの生活に身近にいる障害者に対し、ちょっとした思いやりや優しさを持つことの大切さに気づけ、相手の側に立った言葉がけや工夫について感覚的に体験することを目的に行いました。  95名を6グループに分け次の内容で行いました。 @目隠しして一人で歩く A前ならえをして歩く B手を横に広げて歩く C電車ごっこのように肩に手を置いて歩き、先頭を次々に交替するもので、二人一組になり目隠しと誘導する体験を交互にするという4つの構成としました。  特にCで先頭の子どもを一番後に来てもらうときに、声がけやちょうどの場所に移動してきてもらうことの難しさと、 適切な言葉や手を叩くなどの工夫が大切なことが実感されたようです。  今後も地域との交流を深めていく上でも、「福祉体験学習」の取組を継続していく予定です。