全8紙面のうちの6紙面。 第51回 神戸市障害者スポーツ大会  平成24年5月27日(日)神戸総合運動公園ユニバー記念競技場において、神戸市障害者スポーツ大会(陸上競技及びフライングディスク競技)が開催され、陸上競技(50m走及び800m走)に1名、フライングディスク競技に5名の利用者が参加しました。  障害者が行うスポーツには様々な工夫が見られます。陸上競技の50m走は音源に向かっての独走、800m走は輪になったロープを伴走者と一緒に持って競走します。フライングディスク競技は、ディスク(フリスビー)の飛んだ距離を競うディスタンスと、投てきの正確さを競うアキュラシーが行われましたが、触れることや音源を聞くことで投てき方向を確認することができるよう工夫されています。  参加した利用者は日頃の練習の成果を存分に発揮して、それぞれ良い成績を収めるとともに、快晴の中で気持ちよい汗を流しました。 ◆陸上競技◆ 専門2年 中西裕子さん 50m走 2位 800m走 1位 ◆フライングディスク競技◆ 専門2年 赤堀和生さん アキュラシー入賞 ディスタンス入賞 専門2年 木下孝顕さん アキュラシー1位 ディスタンス1位 専門2年 藤原学さん アキュラシー2位 ディスタンス入賞 専門2年 村上修治さん アキュラシー3位 ディスタンス1位 専門2年 山ロ 洋さん アキュラシー2位 ディスタンス3位 出合小学校 交流会  平成24年2月16日に、神戸市立出合小学校4年生3クラス95名と当センター利用者との交流会を実施しました。  これは昨年10月に出合小学校4年生の総合学習の一環として、視覚障害者支援について職員が講義と実技を行った結果、小学校から、「もっと視覚障害の方との交流が出来ないか」との相談を受け実現したものです。  小学生と利用者がなるべくたくさん交流していただくために、調整を重ね当センターの利用者にも参加希望を募った結果16名の参加を得て、期末試験最終日を利用して実施しました。  当日は3グループに分かれ、小学生か用意した歌やゲームに参加した利用者も心身共に癒されたようで、「子供たちからエネルギーをもらった」と言う声が聞かれました。  また小学生からの障害についての素朴な疑問に真剣に答えたり、外出時に困った話などを通じて小学生の総合教育にも役立ったようでした。  終始和やかな雰囲気で、あっと言う間に経過したひと時でした。