訓練公開。  10月17日(水)に自立訓練、就労移行支援の訓練公開を行い、県内外から定員を超える25名の参加がありました。  訓練公開は当センターで通常実施している訓練・授業を外部の方に公開するものです。 本年度は、自立訓練ではPCなどの機器を使った訓練、就労移行支援では解剖学と実技の授業を見ていただき、 当センターの事業内容をご理解いただきました。  訓練や授業で使用する拡大読書器やデイジー関連機器など補助具の紹介も行いました。 初めて触れるものも多く、機材の特徴や価格について多くの質問がありました。  また、在所生、卒業生との懇談会を実施、日ごろのセンター生活や卒業後の状況を直接聞くことができると大変好評でした。  2019年も訓練公開を予定しております。詳細は当センターHPに掲載しますので、ぜひチェックしてください。 平成30年度 卒後研修会・卒後特別研修会について。 当センター卒業生の皆様に、より幅の広い臨床技術を身につけていただけるよう、 最新の医療・介護関係の情報や治療技術等を提供することを目的として毎年2回の研修会を実施しています。 今年度も2回の研修会を実施しました。  1つは、11月に実施した卒後研修会。洛和会ヘルスケアシステム本部採用教育課部長の越後和代先生をお招きし、 高齢者のフィジカルアセスメント〜すぐに受診が必要ですか?それとも様子見?〜というタイトルで実施しました。  高齢者の特徴や高齢者に起こりやすい疾病、さらに受診が必要な状態などを症例を含めながら説明していただき、 また救命・救急処置などの実技もご指導いただきました。  二つ目は、12月に実施した卒後特別研修会。明治国際医療大学学長の矢野忠氏をお招きし、 「高齢者に対する鍼灸施術【認知機能障害(MCI)に対する鍼灸手技療法】」というタイトルで実施しました。  軽度認知症(MCI)の状態なら、上肢のツボに電流を流す方法により、脳の血流が増加し、 症状の改善を図ることができるということなどを、自治体と協力して行った実証研究などをも含めながら説明していただきました。  いずれの研修会も、実践の場ですぐに役立てることのできる内容で、有意義なものでした。