【ページ】6 前半 【タイトル】福祉避難所として 【本文】 当センターは、所在する神戸市と隣接する明石市との間に「福祉避難所に関する協定」を締結しています。  「福祉避難所」とは、災害発生時に障害者や高齢者など一般の避難所での避難生活が困難で、何らかの特別な配慮が必要な「要配慮者」を受け入れ、適切な支援を行う役割を担うために開設する避難所であり、一般的には「災害時に必要に応じて開設される二次的な避難所」とされています。  近年、急速な高齢化や一人住まい世帯の増加などに伴い災害発生時に様々な面で特別な配慮や支援を必要とする「要配慮者」の数はさらに増大しつつあります。 平成7年1月17日に発生した阪神淡路大震災では、被災後の避難生活においてこれらの「要配慮者」が充分なケアが受けられなかったことが問題として指摘されたことを受け、国は「災害時要配慮者の避難支援対策の促進」に取り組んでいます。 障害者差別解消法が施行され、災害時の障害者支援に関しても「合理的配慮」の観点から一層の拡充が求められており、視覚障害者支援の専門機関である当センターには専門性の高いサービスを提供する拠点的な役割を担うことが期待されています。  なお、「災害時に被災した視覚障害者を受け入れる。」という姿勢を広くお示しする意味もあり両市と協定を締結していますが、協定の有無にかかわらず災害時にはどこからの要請であっても、当センターの対応可能な範囲において受け入れることとしています。 【ページ】6 後半 【タイトル】陶芸訓練 【本文】 ・陶芸訓練の講師をしていますア野哲志です。毎週火曜日、利用者の皆さんと和やかな雰囲気で作陶しています。  充実した設備があり、個々に合わせた指導で、希望の作品作りをしていただいています。陶芸を通して、  ものづくりの醍醐味である作る喜び、使う楽しみを知っていただけたらと思います。「手で見てつくる」。訓練で  感じた指先や手の感覚を生活面でも応用して活かしてほしいと思います。皆さんの参加をお待ちしています。