【ページ】3  【タイトル】就労移行支援ってどんなところ? 【本文】  あん摩・鍼灸の国家資格を取るための勉強をするところ。実技はもちろん、体の仕組みを学ぶ解剖学や生理学、様々な疾患を学ぶ臨床医学各論や病理学、さらに経穴や東洋医学の学習などの学科もあります。  視力が悪くなっているのに学習はどのように?拡大読書器という文字を大きくして見る装置や、デイジー機器という優れたICレコーダーのような物(これらはセンターが貸し出しも行っています。)、さらにタブレット端末を使いご自分で見やすいように大きさや色を調節してデータを見る、そんな方法で皆さん学習されています。  学力はどの程度必要なの?学習は簡単とはいえませんがやる気がある方なら歓迎。迷う気持ちも分かりますが勇気を出して一歩を踏み出してみましょう。 学習する場として盲学校とどこが違うの?マイナス面とプラス面を書いておきます。センターの利用にはそれぞれの収入などに応じて利用料がかかります。状況によって異なるので詳しくは役所などにご相談ください。センターの寮は年間を通じて利用することができます。夏休みも冬休みも土日もです。家との往復が事情によって難しい方には良い制度です。(現在は皆さん一人部屋です。)インターネットが無料で利用できます。教室も寮もインターネットに接続できるので学習にも趣味などを楽しむのにも役に立ちます。トレーニング機器が充実しています。それぞれの体力に合わせてトレーニングをすることができます。もちろんトレーニングの方法の指導も行います。  勉強で困ったときは?職員が相談に乗りますし、補習なども必要に応じて実施しています。 皆さん、あん摩・鍼灸の学習をしてみませんか。お待ちしております。(詳しくはホームページをご覧ください。) 【タイトル】令和元年度オープンキャンパス 【本文】 7月20日(土)にオープンキャンパスを開催し、6組10名の参加がありました。 センターの概要説明の後、はり、お灸、あん摩の体験、白杖の操作と点字の読み書きの体験を行いました。これらを通して実際に当センターに入所した際に行う訓練や授業の一端を見て・聞いて・触れて、感じていただけたのではないでしょうか。 最後は卒業生との懇談会を行い、センターを修了、卒業した後の生活や仕事の状況をご理解いただきました。 参加者からは「神戸視力障害センターのことが良くわかった」「卒業生から直接話が聞けたことは良かった」などのご意見をいただきました。 今年度も7月中旬から下旬にオープンキャンパスを実施予定、当センターの魅力を感じていただける企画を考えています。詳細は令和2年4月以降にホームページに掲載予定です。多くの方のご参加をお待ちしています。