【ページ】6  【タイトル】自立訓練生の声 【本文】 私は、4月からこちらの理療教育に通うことになり、自立訓練をうけることを決めました。 通所することになっていたので、まず、歩行訓練をうけたいなぁぐらいだったんですが、 自分の思い、不安なことを聞いていただいて、それに合わせた訓練を手厚く考えていただき、いろいろ受けることができました。自分の目の見え方、注意点などもわかり、4月からの勉強方法、パソコンや、料理、読書などなど、いろいろな方法を知ることができました。困っていたことにも相談にのっていただいて解決もしていきました。私の場合、精神的にだいぶ楽になりました。それはまた、同じ境遇の方々に出会えたこともあったとおもいます。みなさんといろいろ話が出来ました。おかげさまで、理療科への不安だけでなく、生活面での不安も軽減され、とてもよかったです。 私がこの施設に来て最初に思ったのは皆さんが明るいということでした。 不安を抱えていると思います。 だけど、笑っていられるんです。 その為に私もここに来るのだとおもいます。 もし迷っているのなら外にでませんか。 私には、独りで歩いて、行きたい場所があります。 会いたい人がいます。 それぞれの環境や年齢、性別、の方がいますが、私には仲間が出来ました。 この文章を読んでいるのが家族の方なら、大丈夫だと言ってあげて下さい。 ご本人なら、自分は大丈夫だと声に出して言って下さい。 あした一緒に笑ってられますように。 私は病気の影響で目が見えづらくなったことにより、何をするにしても人の手を借りないといけない状態になってしまいました。 そのような時にセンターの自立訓練を知り、訪問訓練を受けることになりました。 これまでやってきた毎週1回ある訓練では、自分でできることを増やすために、白杖を使って歩く訓練や携帯電話の使い方、自分で自分の物を管理する方法等を行いました。 それぞれの訓練で自分の限界を知り、妥協しながらの訓練でしたが、自分でやれることは確実に増え、日常生活の不便が軽減しました。 例えば、透析の送迎車が到着する駐車場まで安全に一人で行くことができるようになったり、メールの送受信ができるようになったり、自分の衣類や書類、薬などを自分で出し入れできるようになったことで必要なものをすぐに手に入れれるようになったりしました。 これからはiPadの訓練が控えています。少しでも多くの操作方法を覚えて、自分でいろんなことを積極的に調べることができればと思います。 これからも、訪問訓練を頑張って、人生をより、少しでも充実したものへ変えていきたいと思います。