【ページ】2 【タイトル】新規利用者からの声 【本文】 令和2年度の新規利用者を代表して、お二人にセンターでの生活や、今思うことを述べていただきました。 〈専門1年:女性〉 私はあはき師として社会参加したいという思いを抱くようになり、理療教育が学べる視力障害センターへ入所することを決意しました。 今年はコロナウイルスの影響を受け、例年と違い変則的な時間割とソーシャルディスタンスをとった授業等、これまで経験したこともないスタートとなり戸惑いもありました。しかし、センターの職員の皆様をはじめ、先輩方も温かく迎えてくださり、勉学はもちろん、環境確認や生活面にもご丁寧にご指導と助言をいただいたおかげもあり、少しずつセンター生活にも慣れ始め、充実した毎日を送ることができています。 勉学では聞きなれない専門用語も多く、覚えることもたくさんあってなかなか難しいと感じることもあったり、実技でも緊張して無駄な力が入りぎこちない手技になったりと想像以上に大変と感じることも多々ありますが、同じ夢をもって理療教育を学んでいる利用者の方々とともに学べることはとても励みにもなり、一人一人の学びのサポートをしてくださる職員の皆様が居てくださる環境で理療教育を学べることもとても誇りに思います。 3年後に控えている国家試験と、卒業後に目指す夢に向かって、これからの視力障害センター生活を有意義に過ごしたいと思っています。 〈専門1年:女性〉 難解な解剖学や、意味不明な漢字が並んだ経穴名を、いきなり覚えてくださいと言われ、は?これ全部?と戸惑っている間に授業はどんどん進みます。 6月は風呂、メシ、寝る以外はずっと勉強していました。私は入寮したため、それが可能でした。最近ようやく要領がつかめたような? 50を過ぎた私が、勉強できるのはある意味幸せなことです。 この機会を与えてくれた家族と、社会に感謝して、資格取得を成し遂げます。