【ページ】5 【タイトル】利用者の声 【本文】 【就労移行支援(養成施設)】 私は今、専門2年生です。 神戸視力障害センターへの入所のきっかけは視力低下、緑内障による視野狭窄により、以前働いていた仕事と通勤の車の運転が困難になり、途方に暮れていた時、市役所の福祉課に相談に行き、いろいろ相談していただき、障害者手帳を取得して、新たな人生として「あんまマッサージ師」「はり師」「きゅう師」を目指すことにしました。 当初、当センターへ入所の案内に伺った時は、学校は3年間あり、月曜日から金曜日、9時から、夕方まで授業があると聞き、すごく長いなと思っていました。 一年間終えた今では、学ぶことが多く、内容もさまざまで、これを全て習得するのは大変だな、しかも3年間で…と思います。 授業は、実技、学科で「解剖学」「生理学」「東洋医学」「経路経穴」などいろいろあります。どの教科も新鮮で興味深く、楽しくやってます。人体の構造と機能、肩こりや腰痛など、いろいろな病への治療法など、日常生活にも反映され、今までの自身の不摂生な生活を反省しています。 私は寮生活をしています。寮の施設は充実して、部屋も広くて快適な生活を送っています。 あと1年半、コロナ禍でいろいろ大変な事もありますが、クラスメートと共に、切磋琢磨していきたいと思います。 【自立訓練(機能訓練)を(訪問訓練)での利用)】 僕は55歳の男性ですが、生まれつきの網膜色素変性症で、子どもの頃は晴眼でしたが、思春期辺りより徐々に悪くなり、40代で2級の障害、48歳で1級になりました。だんだんと紙に書いた文字が理解できなくなり、どうにかパソコンや携帯電話の文字のみが分かる程度になっていきました。53歳でパソコンや携帯電話も見づらくなり、ついには使えなくなりました。連絡にも困るようになったので、視力センターに相談に行き、自立訓練を受けることになりました。 今は、スマホの訓練と日常訓練を受けています。スマホの訓練では、子ども達と連絡さえとれれば良いと思っていたのですが、ユーチューブやラジコ、ツイッター等、細かく教えていただき、満喫しております。日常訓練では、料理をしていますが、今まで一人でやっていたことの危険が良く分かり、安全にいろいろなことに挑戦できるようになりました。 センターに行ったことにより、自分の社会生活がどんどん潤っていくような感じです。これからもいろんな訓練を受けて成長していきたいです。