【ページ】6 【タイトル】利用者の声 【本文】 【自立訓練(機能訓練)を(入寮)での利用)】 私は病気により数年前から物が見えにくくなり、それが原因で仕事や日常生活に支障を来すようになりました。特に仕事面では書類の確認やパソコン入力などの処理スピードが遅くなったり、見落としや入力誤り等のミスも増えるといった状況が増え、自信を失いかけていました。そんな時センターのことを知り、お世話になることになりました。 センターでは目が見えにくくなっても安全・安心に生活できるための技術(歩行訓練、調理等の日常生活訓練)や、自身の保有視覚の正しい理解及びそれを最大限活かすための視覚的補助具の活用方法(ロービジョン評価)並びに効率的な作業を可能にするためのパソコンの各種機能(パソコン訓練)等を得るための訓練を行っています。 時に自分の力が及ばず、壁にぶち当たることもありますが、親身に指導してくださる支援員の方々のおかげで頑張っています。目が見えにくくなるという困難な状況に負けないためにも、このセンターで得た知識・技術を今後の仕事や生活に活かしたいと思います。 【タイトル】神戸センターにおける新型コロナ感染症対策について 【本文】  これまで各課職員代表が計4回集まり、新型コロナ感染症対策について検討してきました。利用者の皆様には手洗いの励行、マスクの装着、3密の防止、体温等体調についての報告、ソーシャルディスタンスの保持等のご協力をいただいております。換気を行いやすいよう、不具合のある窓や換気扇の修繕、新規に網戸を設置する工事も行いました。宿舎では、罹患の兆候が現れた際使用していただく隔離部屋を用意しています。普段の居室とレイアウトが異なるため、予めオリエンテーションを行っています。環境消毒については、各課職員で分担し、1日1回定期的に実施しています(写真)。食堂では常時窓を開放し、共用のやかんは個別化し、調味料の常時設置は取りやめました(写真)。基礎疾患をお持ちの方が多いことや、訪問訓練ではご高齢の方が多いこともあり、心配は尽きませんが、通達に従い、報道などを参考にしながら対策していくしかありません。あっという間にコロナの時代に突入してしまいましたが、訓練の目標達成が叶うよう、利用者職員協力し合い、根気よく感染予防対策を行っていきたいと思っております。