見学説明会について 令和3年見学説明会を開催しました。 10月20日(水)に見学説明会を開催し、5組10名の参加がありました。見学説明会は普段の授業や訓練を公開することにより、当センターの理解を深めていただくものです。 当日は解剖学とあん摩実技の授業、PC操作訓練を公開すると同時に、普段の授業や訓練で使用する拡大読書器やルーペ、デイジー機器などにも直接触れていただきました。 ご参加の皆さんが授業や訓練の内容について熱心に耳を傾けている姿が印象的でした。また、実際の授業や訓練の様子に触れることで、普段の神戸センターをご理解いただけたように思います。 当センターでは見学説明会以外の平日にも、利用を検討されている方の施設見学を行っています。ご希望のある方は当センター支援課までご連絡ください。 体育の授業(アーチェリー) 東京オリンピックで日本代表選手がメダルを獲得した種目の一つにアーチェリーがあります。観戦した方も多いのではないでしょうか。 パラリンピックでもアーチェリーは行われていますが、視覚障害者は競技の対象になっていません。しかし、世界アーチェリー連盟パラアーチェリーの規程には、視覚障害者のルールがあります。 当センターの体育授業でアーチェリーを行っています。パラアーチェリーのルールとは違うのですが、当センターの方法をご紹介します。 まず、的の真下で電子メトロノームを鳴らし大まかな方向を確認します。そして、全盲の方は防球フェンスを背側に当てて身体の方向を決め、マイクスタンドに弓を持つ手の甲を当て腕の方向と高さを決めます。弱視の方は床に的までのラインを引くことで方向の確認をしやすくしています。(写真参考) 最初は3~5m程度の距離で実施して、少しずつ距離を延ばします。また、的に矢が当たったことがわかるように、風船を的に貼り付けます。同様の方法でスポーツ吹き矢も楽しんでいます。