研修会におけるZoomの活用について 当センターでは、これまでは対面での研修会が多い状況でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、今年度はZoomによる研修会が主流となりました。 そのため今年度に実施した、Zoomを活用した研修会等について、報告させていただきたいと思います。 まず、外部講師にZoomでお願いした研修としては、一般社団法人ハラル・ジャパン協会の佐久間朋宏氏による、ハラル(イスラム)研修がありました。 こちらは、当センターをご利用いただく方々が、近年は国際色が豊かになってきているため、職員研修の一環として実施したものです。 イスラム圏の食生活を中心とした文化等を学ぶことにより、民族の多様性に触れ、理解を深めることができました。 他にも、神戸市西区自立支援協議会の身体障害者ネットワークで、加盟事業所の施設紹介を行う際に、ZoomによるWEB見学会を実施し、当センターもオンラインで見学いただくことができました。 新型コロナウイルスの感染拡大がなければ、来所していただいての施設見学となっていたと思いますので、見学にZoomを活用するという、新たな選択肢を加えることができたという点では、コロナ禍でのメリットもあったのではないかと思います。 センター外部や地域との連携に活用するだけでなく、勿論、自立支援局や内部での研修(ロービジョンの復職事例を議題とした研修会、ロービジョンについての勉強会)でも多数利用しました。 また、臨床心理士の先生による利用者のカウンセリングについても、Zoomを活用しています。 直接対面しての会議や研修会は、オンラインではできない個別の情報交換や顔つなぎなど圧倒的に意義がありますが、Zoomも双方に環境が整っていれば、有効なコミュニケーション手段のひとつであることを、改めて認識しました。 新型コロナウイルスの感染については、まだまだ不安な状況であるため、これからもZoomを有効活用していければと思います。