【ページ】5 【タイトル】利用者の声 【自立訓練(機能訓練)を訪問で利用】 一昨年の秋に病気の影響により左眼を失明、右眼も僅かに残った視野と低下した視力では生活面における支障は勿論、約30年間勤務してきた会社業務の継続も困難となった私は、神戸視力障害センターの存在を知り、生活面に加え復職を見据えた自立訓練(機能訓練)の実施が可能か相談させていただきました。 その結果、私の持病も考慮したうえで週に一度の訪問訓練を受けることになりました。 先ず、月に一度の内科主治医への受診に際し、自宅から病院まで家族の手引きなしで、自ら白杖を用いて徒歩で通院できるようになることを目標とし、約半年間訓練を実施し、目標を達成することが出来ました。 その後、会社から貸与されているiPhoneのボイスオーバー機能を用いてのメールの送受信や、Microsoft Teamsでのリモート会議への参加方法を教わったり、私が所有しているパソコンを用いても同様にMicrosoft Teamsの活用が出来るかといった訓練内容の拡大を図って頂いています。 これらは復職した際に、業務上必須のスキルになり、訓練の度に訓練士の方と先々を見据えて、今、何をすべきか打ち合わせを重ねながら、次回以降の訓練計画を見直していただき、回を追う毎により実践的な訓練を積み重ねることが出来て、大変有難いと感謝しています。 今後は、会社貸与の業務用パソコンを用いた「更に実践的な訓練」を開始し、復職を目指したいと考えています。 【タイトル】当センターの基本理念と基本方針 基本理念 1 私たちは、利用者の基本的人権を享有する個人としての尊厳にふさわしいサービスを提供します。 2 私たちは、利用者が社会の一員として、あらゆる活動に参加できるよう支援します。 基本方針 障害者基本法、社会福祉法の基本理念に基づき、障害者総合支援法に規定される障害者が基本的人権を享有する個人としての尊厳にふさわしい日常生活又は社会生活を営むことができるよう、必要な障害福祉サービスに係る支援を行い、もって障害者の福祉の増進を図るとともに、障害の有無にかかわらず誰もが相互に人格と個性を尊重し安心して暮らすことの出来る地域社会の実現に寄与することを目指します。