〔学院情報〕
平成13年度入学式
学 院


 平成13年度の学院の入学式は、4月5日(木)桜の 花の満開のもとで新入生83名を迎えて行われました。 新入生の寸描などを交え紹介します。


学院長あいさつ
学院長あいさつ
言語聴覚学科
 ST学科23期生は、2年制の10期生になります。 平均年齢24歳、30名中女性27名というフレッシュ で華やかな顔ぶれです。自宅通学者9名中4名は2時間 以上の通学時間にもめげず、今のところ遅刻もせずに頑 張っています。高校時代からSTを目指していた人もい て、学習意欲も旺盛で、早くも教室には明るい活気が漲 っています。新入生の新鮮な心意気に触発され、在校生 も教官も気持ちを新たにしているところです。

義肢装具学科
 本年度の入学者は男性6名、女性4名の計10名で、 半数以上が社会人経験者です。特徴としては理工系の大 学・大学院卒がそのほとんどを占め、高卒1名、大卒6 名、大学院卒3名の内訳になっています。そして平均年 齢は25.2歳と、今年も学生の高学歴・高年齢化が目 立っております。
 まだ授業が始まってから日が浅いですが、実習では初 めて行うことばかりなので、皆興味深く取り組んでおり 、“もの“を作る楽しさを実感しているようです。

視覚障害学科
 今年度の視覚障害学科は学生16名、国立施設研修生 3名という開設以来始めての大所帯によるスタートです 。教室がかなり手狭な印象です。毎年のことですが、大 学での選考や社会経験などのバックグラウンドがとても 多様です。ちなみに、学生16名のうち6名が社会経験 者です。大学の選考では工学部卒が2名、視能訓練士2 名、言語文化学科2名を始め水産学部、日本語学科、福 祉心理学科、その他社会学系、教養学系の方がいますが 福祉系の方は1名もいません。ユニークな存在として視 覚障害1級の手帳取得経験があり、生活訓練を受けた経 験もある人がいます。先日行われた新入生歓迎会の場で 、お互いの個性を確認することができました。学生間で それを上手に共有してくれることを期待しています。

手話通訳学科
 2年制移行後初の新入生は13名。最年長記録更新の 47歳から、大学新卒の22歳まで、さまざまな経歴を もつ学生達が、手話通訳をめざして2年間の勉学へのス タートを切りました。出身地別では岡山・広島出身者が 3名というのが目立ちます。最長通学時間は3時間(が んばれ!)。まずは全員、手話のシャワーを浴びる毎日 です。

リハビリテーション体育学科
 11期生13名は男性8名女性5名で、平均年齢は2 5.5歳。男性が多いのは1期生以来となり、例年にな い雰囲気のクラスです。体育系以外の大学出身者もいま すが、見るからに元気のいい学生ばかりで、2年生に負 けないパワーを発揮してくれると思います。すでに指導 実習も始まり、新鮮かつ驚きの毎日を送っています。


学院在席状況(13年4月5日現在)
学科名 1学年 2学年 3学年
言語聴覚学科 30 30 - 60
義肢装具学科 10 10 11 31
視覚障害学科 16 12 - 28
手話通訳学科 14 - - 14
リハビリテーション体育学科 13 10 - 23
83 62 11 156

真剣なまなざしで話に聞き入る新入生
真剣なまなざしで話に聞き入る新入生