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介助の仕方の講義を受ける研修生 |
去る4月11日(水)、厚生労働省大臣官房人事課主
催の新規採用職員(U種)研修の一環として、当センタ
ーの見学が行われ、新たに採用された32名の研修生の
皆さんが当センターにお見えになりました。
最初に、当センターの紹介ビデオを30分ほど視聴し
ていただいた後、更生訓練所に案内し、職能部の各ワー
クショップの訓練の様子や入所者宿舎棟の食堂、風呂、
居室等を見学していただきました。入所者が一生懸命に
訓練に励んでいる姿に感動されたり、説明役の竹之内指
導課長に一人で何回も質問をされる方がおられるなど、
明日の厚生労働行政の中枢を担って行こうという各研修
生の熱意が感じられました。
続いて案内した研究所では、福祉機器開発室において
「光入力式キーボード」や「電動車椅子シュミレータ」
等の最新の福祉機器を見学され、大変興味深く、熱心に
説明を聞かれていました。
最後の、歩行訓練の体験では、「視覚障害者のための
移動介助の仕方」と言うテーマで、研修生に、アイマス
クを着けて実際に歩いてもらいました。後で、研修生に
感想を伺うと、「視覚障害で歩くことがこんなに怖いと
は思わなかった」という方が多数おられました。介助を
受ける方の身になってのこの体験はとても貴重な体験に
なることでしょう。
今回のセンター見学に参加された皆様方が、これらの
経験を生かされ、今後益々ご活躍されることを期待して
おります。
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アイマスクを着けての歩行体験 |