[更生訓練情報]
熱戦を展開 2勝1敗で軍配は国リハに
−国立塩原視力障害センターとの親善球技大会を開催−
更生訓練所 指導部指導課 生活指導専門職 森本 行雄



 5月30日(木)と31日(金)の2日間にわたり、当センターにおいて、国立塩原視力障害センターとの親善球技大会を開催しました。
 この行事は、以前より国立塩原視力障害センター(以下、「塩原センター」)と、当センター理療教育課程の入所者の親睦を深める目的で行っているもので、理療教育課程の入所者自治会「学友会」が主催し、理療教育課程と指導部の職員が援助する形で実施しました。
 当センターに塩原センターから選手を迎え入れたのは、国立視力障害センター(函館、塩原、神戸、福岡)と当センターで開催されていた「国立視力障害センタースポーツ大会」が、平成10年に当センターで開催されて以来久々のことでした。
 30日の午後、塩原センターのバスが西棟に到着すると、当センターの入所者・職員が拍手で歓迎。塩原センターからは選手22名、引率職員6名の計28名が来所しました。


 前回は昨年、塩原センターで開催され、当センターから3種目に22名の選手が参加しましたが、残念ながら全種目とも惜敗していました。
 実施競技は、前回同様にグランドソフトボール(以前の呼び方では、「盲人野球」)、サウンドテーブルテニス(同「盲人卓球」)、フロアバレーボール(同「盲人バレー」)の3種目。30日の午後から31日の午前中にかけて、陸上競技場と第2体育館を会場に熱戦が繰り広げられました。結果は、別掲のとおり当センターが2勝1敗と雪辱を果たした形となりましたが、いずれの競技も手に汗握る熱戦となりました。


 同時に両センターの入所者は、三療師を目指す目的で学業に励んでいる者同士ですから、競技後は勝敗を忘れ、宿舎に戻っても積極的に交流。センター生活や、学習のことなどの会話に盛り上がっていました。
 なお、この球技大会の開催にあたっては、センター各部門からご協力いただき、ありがとうございました。



各競技の結果

5月30日(木)

1 グランドソフトボール

会場 陸上競技場  時間 14:50〜17:00

 
塩 原
国リハ 3×

結果:6―4で国リハセンターの逆転サヨナラ勝ち。


グランドソフトボールの表彰の様子 グランドソフトボールのプレーの様子



2 サウンドテーブルテニス

会場 第2体育館  時間 15:00〜17:00

塩 原 VS 国リハ
長 郷 21 17 松 田  
21 17
長 嶺 21 13 八 子  
21 13
  羽 部 21 16 神奈川
14 21
13 21
  池 田 16 21 上之門
19 21
森 田 21 神 田  
21 10

結果:3―2で塩原センターの勝利。


サウンドテーブルテニスのプレイの様子



5月31日(金)

3 フロアバレーボール

会場 第2体育館  時間 9:30〜11:05

  塩 原 国リハ
第1セット 25 14
第2セット 13 25
第3セット 15

結果:セットカウント2―1で国リハセンターの勝ち。


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