施設整備状況
管理部会計課



 平成12年度補正予算等により予算措置され、国土交通省関東地方整備局の施工により行われておりました施設整備工事については、今年3月をもちまして、すべての工事が完成しました。 今回の工事のうち、センター内のエレベーター改修工事において新しく導入された通信設備についてご紹介します。
 本館棟2台、入所者宿舎棟2台のエレベーターの室内には新しく30×25の大きさのモニターが設置されています。 これは、防災センターとエレベーター室内にいる人がお互いの姿を確認しながら話ができる設備で「双方向映像通信システム」といいます。
 このシステムの導入により、火災や地震の非常の際、あるいは故障等で停止した際に、エレベーターの室内にいる人が、防災センターの警備員の状況を目で確認することができるようになり、インターホンが使用できなかった聴覚に障害のある方々が防災センターの警備員と手話あるいは筆談によるコミュニケーションをとることが可能になりました。
 また、通常時は現在文字放送によるニュース等を流していますので情報収集の手段としてもご利用ください。
 終わりに、今年度の施設整備実施計画として、エネルギーセンター等改修工事、宿舎棟防犯設備改修工事、落雷事故防止対策工事、宿舎棟厨房改修工事等を予定しています。 工事の際にはご迷惑をかけますが、皆様のご協力をよろしくお願いします。


エレベータ内部側のモニター 防災センター側のモニター