去る平成15年3月6日(木)、高次脳機能障害支援モデル事業平成14年度
第3回地方拠点病院等連絡協議会が当センター本館4階大会議室において
開催されました。当日は、厚生労働省・当センターをはじめ12の道府県・指定
都市の本協議会委員と関係者、ならびに傍聴者および報道関係者を合わせ
総勢約80名が集まり、公開で行われました。
本協議会は、当センター佐藤総長(委員長)の挨拶に引き続き、厚生労働省
障害保健福祉部藤井紀男企画課長補佐のご挨拶と「高次脳機能障害支援
モデル事業中間報告案について」という標題でのご講演を賜りました。
さらに佐藤委員長から、高次脳機能障害支援モデル事業の2年間にわたる
調査結果として中間報告書を上梓することと、来年度の事業継続に当たっての
決意が表明されました。つぎに質疑応答の時間では、九州朝日放送、中京テレビ
ら2社のテレビ収録(報道)をはじめとする報道関係者と多数のオブザーバー及び
一般傍聴者が見守るなか、今年度事業の要であり、関心の高い中間報告の
帰趨に、熱心な意見表明と真剣な質議応答が繰り広げられ、この2時間にわたる
会議は成功裏に終えました。
なお、平成15年度第1回地方拠点病院等連絡協議会は平成15年6月に予定
されており、さらに多くの登録事例とそれを受けた調査結果に基づき、一般施策
につなげるための指針としての「中間報告」に基づいて、本事業の、より一層の
事業推進がなされることが期待されます。