〔研究所情報〕 |
第31回国際福祉機器展「H.C.R.2004」の御案内 |
研究所 |
今年の国際福祉機器展は平成16年10月13日(水)〜15日(金)の日程で、東京国際
展示場「東京ビックサイト」の東展示棟全ホールで開催されます。入場は無料で開場
時間は午前10時〜午後5時です。
国際福祉機器展は年々規模を拡大してきており、今年は13万人の入場者数が見込まれて
います。また、今年も数多くの企業や団体(国内外14ヵ国1地域の644社・団体)が参加し、
2万点を超える福祉機器や用具が展示される予定です。
研究所が福祉機器展に参加し始めてから今年でちょうど10年目となります。
今年は障害工学研究部と障害福祉研究部を中心として参加する予定です。
具体的には、「認知・知的障害のある人のための社会参加支援ツール」(仮)をテーマ
として、
(1)認知障害者を支援するPDA用ソフトウェア
(2)録音図書を含むアクセシブルな情報システムの国際標準規格デイジー
の展示やデモンストレーションを行う予定です。
(1)「認知障害者を支援するPDA用ソフトウェア」は研究所と国立職業リハビリテーション
センター、明電ソフトウェア株式会社が共同研究を行いました。高次脳機能障害者に
代表される認知障害者の支援のために開発したソフトウェアです。
(2)「アクセシブルな情報システムの国際標準規格デイジー(DAISY:Digital Accessible
Information System)」は視覚に障害を持つ人の大多数が使うカセットテープに代わる
次世代の録音図書のための国際標準規格として開発が進められたものです。
最近では、学習障害、知的障害、精神障害がある人にとっても有用であることが
分かってまいりました。
研究所のブース(小間)は東3ホールの小間番号3-002となっております。すなわち、
東2ホールと東3ホールとの境目の通路に面しております。東3ホールは、「建築・
住宅・施設用設備」、「在宅・施設サービス経営情報システム」、「情報(出版物)」
のゾーンとなっております。国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所の
ブースの通路を挟んで向かいのブースが財団法人テクノエイド協会と財団法人東京都
高齢者研究・福祉振興財団のブースです。また、研究所の隣のブースは社団法人
日本義肢協会です。また、研究所のブースの周辺には、社団法人日本リハビリテーション
医学会、社団法人日本作業療法士協会、社会福祉法人神奈川県総合リハビリテーション
事業団神奈川県総合リハビリテーションセンターのブースがあります。国際福祉機器展に
お越しの際には研究所のブースにお立ち寄り頂ければ幸いです。スタッフ一同、
心よりお待ち申し上げております。
なお、国際福祉機器展の最新情報や交通案内などの詳細情報は国際福祉機器展の
ホームページhttp://www.hcr.or.jp/
を御参照ください。