〔更生訓練所情報〕 |
「身体障害者リハビリテーション研究集会2004」を終えて 〜 地域支援のこころみ 〜 |
指導部 指導課 |
平成16年11月11日(木)〜12日(金)の2日間、戸山サンライズにおいて(身体障害者
リハビリテーション研究集会2004「以下リハ研」と言う)が開催されました。
当初、公式発表では参加者総数209名、発表研究演題40でしたが、今回のプログラムが、
全国の各施設で、感心の高い事項であったことも影響し、当日受付が発生する等、
最終的には約220名が参加し、大変盛況でした。当センターからも、岩谷更生訓練所長以下25名の
職員が参加しました。
今回のリハ研は地域支援と高次脳をキーワードにし、基調報告、特別講演、研究発表、
シンポジウムソ、シンポジウムタと従来の1日半の開催のところを会場が東京で交通の便が
良いこともあり、2日間目一杯のプログラムを実施しました。
特別講演では、愛知淑徳大学医療福祉学部社会貢献学科、谷口明広教授が障害者の
エンパワメントについて、分かりやすくユーモアを交えながら話していただき、
受講者の皆様に大変好評でした。
シンポジウムソでは当課の小田島主任がコーディネーターを務め、前日の特別講演の趣旨を
さらに具体例を挙げて内容を深める提言がなされました。
シンポジウムタでは当センター研究所の中島先生がシンポジストを勤め、高次脳機能障害者の
モデル事業の説明をし、参加者の感心を集めていました。
本研修会は当センター指導課が事務局ですが、リハ研開催までの苦労も本研究集会の成果を
もって充分に補えるものでありました。
最後に、本研修会の開催にあたり御協力いただいた皆様に感謝を申し上げ、
報告に変えさせていただきます。