〔病院情報〕
病院紹介シリーズ23「医事管理課」
 


 当センターの病院は、開院当初から障害のある方や障害を持つおそれのある方を対象とした障害者の総合診療機関として、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士などが診断・治療とリハビリテーション等の医療サービスの提供を行っています。
 医事管理課は、今年度組織改正により医療相談室が加わり、職員数15名(職員7名、非常勤職員8名)と派遣職員9名の総勢24名体制となりました。
 医事管理課には、「医事係」、「算定係」、「管理係」の3つの係と「医療相談室」が置かれています。
 「医事係」はいわば病院の“顔”だと自負しています。痛みや不安を抱えて来る患者さんが初めて接するのが医事係だからです。患者さんやご家族に対して少しでも和んでいただけるよう、笑顔での対応に努めています。業務は外来・入院患者の受付、患者の入退院及び診療記録の整理保管、外来電話予約、お問い合わせなど多岐にわたっています。8時40分〜17時00分までの受付窓口は、外来患者受付・精算、新規外来患者の受付、入院・退院手続きなど慌しい業務ですが、その最中でも「親切、丁寧、確実に」をモットーに笑顔の対応を心がけています。
 「算定係」は、診療費の算定・請求などの業務を行っています。昨今の医療制度の改正にも対応できるよう、ここでは医療事務の専門的な知識と柔軟な発想が要求されます。
 算定は病院経営と直結するため、責任とやりがいを感じます。さらに各種施設基準の届出と関連するところが大きいため、管理係と密に連携をとって業務を行っています。
 私たちは常に「クールヘッド ウォームハート(冷静な判断と温かい心)」 を忘れずに業務に取り組んでいます。
 「管理係」は、病院の物品等の管理、統計資料の作成、他部課との連絡調整等の業務を行っています。
 また、「高次脳機能障害支援普及全国協議会」、「支援コーディネーター全国会議」の事務局としてセンター内各部署、厚生労働省及び都道府県との連絡調整を行っています。
 「医療相談室」は、昨年度までの医療相談開発部の中の相談担当部門が4月の組織改編で「医事管理課」に置かれて名称も変わったものです。当室では、医療ソーシャルワーカーが、主にセンター病院の患者さんについて退院後の家庭復帰・社会復帰時の利用可能なサービス(障害福祉、介護保険等)に関する情報提供や連絡調整を行うと共に、センター外の病院等からの入院等の問い合わせに関する連絡調整等を行っています。ほぼ一日中電話対応か面談に追われていますが、これも皆様のご期待の大きさ故であると思い、「笑顔」で誠実な対応を心がけています。
 以上で医事管理課の紹介を終わります。
 なお、当病院について詳しくはホームページに掲載していますのでご覧ください。
(URL:http://www.rehab.go.jp/hospital/japanese/index.htm