編集後記

 



去る8月13日、元理療教育部長 見原 捷三先生がお亡くなりになりました。享年72歳でした。見原先生には、「リハセンターに飛来する野鳥を友に」と題し、野鳥シリーズを第1号(国リハニュース平成9年7月号)から第74号(平成22年7月号)まで13年間という長期間に亘ってご執筆いただきました。先生は闘病生活が長く、私が国リハニュース編集担当になった2年前には急性骨髄性白血病を患っておられ、原稿も入院先の病院から送られてくることたびたびでした。そうした中、今年に入って、国リハセンターに足を運ばれお元気な姿をお見せになり、「野鳥シリーズはぜひ100号まで続けたいと思います。100号に達したときはちょうど77歳(喜寿)を迎えます。それを生きる喜び、目標として頑張りたい。」とおっしゃっていたことが昨日のことのように思い出されます。ここに紙面をお借りして生前中のご厚誼に感謝いたしますとともに、先生のご冥福を心よりお祈りいたします。(Y.I)