〔トピックス〕
学院手話通訳学科における
「先行入試(社会人枠)」導入について
学院

 平成28年4月に「障害者差別解消法」の施行を控え、障害者に対する合理的配慮を提供するために、当学院養成部門には、よりいっそう質の高い専門職を養成することが求められています。
 当学院は、「我が国の障害者リハビリテーション分野における先駆的・指導的役割を担い得る専門職の養成を目指し、臨床のみならず研究・教育分野を先導できる人材」の育成を目指すことを、アドミッション・ポリシーとしています。
 一方、手話通訳学科では学科独自のアドミッション・ポリシーとして「求める学生像」を以下のように提示しています。
 「手話通訳学科では、手話という日本語とは異なる言語を学び、手話と日本語の間の通訳ができる人材を養成します。本学科の学生には、異言語・異文化にふれるという側面から《知的好奇心》《柔軟性》《心身のタフさ》、異言語・異文化の間をつなぐという側面から《人間関係を円滑に保つ力》《妥当な推論をする力》《自分で調べ学ぶ力》《情報処理の速度と精度》が要求されます。」
 学院のアドミッションポリシーにもとづき、試験方法を検討した結果、平成28年度入試から従来の試験方法に加えて、「先行入試(社会人枠)」を手話通訳学科で実施することにしました。応募資格は、従来の「学校教育法第90条第1項の規定により大学に入学することができる者で、かつ、20歳以上の者」であり、「出願時、学校教育法に規定している学校に在籍していない者」としています。選考では、小論文試験と面接試験を課します。小論文試験では、課題文の理解、要約力、表現力等を、面接では、手話通訳士を志す動機・意欲、コミュニケーション能力、表現力・理解力等について評価します。この「先行入試(社会人枠)」の実施によって、学科試験のあることが心理的なバリアとなっていた潜在的受験希望者を含め、人材を広く募ることが可能となり、学生のレベルアップが図れるものと期待しています。

募集人員 応募資格 試験日 試験科目 出願書類の提出期間
10名 次の事項すべてを満たす方
・学校教育法第90条第1項の規定により大学に入学することができる者で、かつ、20歳以上の者
・出願時、学校教育法に規定している学校に在籍していない者
平成27年11月26日(木) 小論文、面接 平成27年10月14日〜11月17日