〔インフォメーション〕
国際セミナー開催のご案内
企画・情報部 企画課 国際協力室


高齢化社会とリハビリテーション
−誰もが必要なリハビリテーションを受けられるようにするために―

 現在、世界では生活習慣病等の慢性疾患の増加や高齢化が進み、潜在的にリハビリテーションの必要性が高まっている一方で、リハビリテーションを必要とする人々全てがそのサービスを受けられてはいない状況にあるとWHOは述べています。このような状況のもと、WHOでは、各国の保健医療システムにおけるリハビリテーションの強化に向けた世界的取組みについて“WHOリハビリテーション2030”会議等において検討を行っています。
 本セミナーではアジア太平洋地域と日本において特に高齢化の側面からリハビリテーションがどのよう取り組まれているのか、WHO、オーストラリア、カンボジア、日本から発表を行い、リハビリテーションを必要としている誰もがサービスを受けられるようにするための課題等について考えます。
 皆さまのご参加をお待ちしています。

日  時: 平成30年2月18日(日)13:30〜17:00
会  場: 東京国際フォーラム ホールD7(東京都千代田区丸の内3-5-1)
参 加 費: 無料
使用言語:日英同時通訳有、要約筆記、手話通訳有
問合せ先:国立障害者リハビリテーションセンター 企画課国際協力室
TEL:04-2995-3100(内2148、2149、2150) E-mail:whoclbc@rehab.go.jp
プ ロ グ ラ ム
13:30 開会挨拶 飛松好子 国立障害者リハビリテーションセンター総長
13:40〜14:10 基調講演
「WHOリハビリテーション2030」Darryl Wade Barrett WHO西太平洋地域事務局テクニカルリード
14:20〜15:50 発表
1.「リハビリテーションと高齢者−オーストラリアの視点から」
Ian Cameron シドニー大学 ジョンウォルッシュ リハビリテーション研究センター教授
2.「カンボジアの高齢者に関する国家活動計画としての保健医療・福祉行動計画」
Kol Hero カンボジア保健省予防医療部 部長
3.「地域包括ケア時代に向けた千葉リハビリテーションセンターの取り組み」
吉永 勝訓 千葉県千葉リハビリテーションセンター センター長
4.「障がい者の加齢と健康維持・増進」
緒方 徹 国立障害者リハビリテーションセンター 障害者健康増進・運動医科学支援センター長
16:10〜16:50 ディスカッション・質疑応答
16:55 閉会挨拶 飯島 節 国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局長