第1回国立障害者リハビリテーションセンター
自立支援局事業公開を終えて
総合相談支援部 総合相談課 川辺明子

第1回国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局事業公開が、12月13日(火)午後より、自立支援局にて開催されました。
「事業公開」と称して、自立支援局の訓練見学や事業説明を実施することは、今回が自立支援局にとっても初めての企画であり、開催目的として、「周辺地域の関係機関に当センター自立支援局の事業を公開し、意見交換を行うことにより、一層の事業に対する理解促進と連携強化を図る」ことを意図として企画しました。

今回対象とした地域および関係機関は、通所可能エリアである所沢市・所沢市に隣接する市町の各機関(福祉事務所、回復期リハ病院、高次脳機能障害支援普及事業支援拠点病院、ハローワーク、相談支援事業所、障害者就業・生活支援センター、社会福祉協議会、障害者職業センター、地域包括支援センター、就労支援センター、自立支援協議会および保健センター)計187ヶ所としました。

内容としては、はじめに自立支援局で提供している各障害福祉サービス「自立訓練(機能訓練)」「自立訓練(生活訓練)」「就労移行支援」「就労移行支援(養成施設)」の各部門を30分ずつ見学した後、視聴覚教室にて、それぞれの事業説明を行い、その後、質疑応答および意見交換、最後にアンケートを実施しました。
なお、今回、定員40名に対し、計38機関(57名)の方々の参加希望をいただきました。年末にもかかわらず多くの方に関心を持って参加希望してくださることをありがたく思いました。

アンケート結果より、時期については「年末ではない方が参加しやすい」という意見が多く、開催時期については要検討であることを感じました。内容としては、当方としても初の企画でもあったため不安もありましたが、概ね「見学説明を受け、各サービスについて理解できた」等の好評をいただき、また「地域にあるのは知っていたが今回初めて事業内容が分かった」「同じ職場の他の職員にも見てほしい」との意見もありました。これについては、今後、年に数回の実施等も視野に入れて検討が必要と思われます。また、見学時間については、「もう少しゆっくり見学できるとよい」との意見をいただき、今後の実施にあたっての、大変貴重なご意見をいただきました。
センター側の反省点としては、意見交換の時間が短時間で充分な意見交換ができなかったことです。今後、上記のアンケートの意見や反省点を踏まえ、次回開催に向けて検討を重ねて参りたいと思います。

写真 自立支援局事業公開その1
写真 自立支援局事業公開その2
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